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市川右近、三代目「市川右團次」襲名 80年ぶりに名跡復活

 歌舞伎役者の市川右近(52)が、名跡「市川右團次」の三代目を襲名することが26日、発表された。都内で記者会見を行った右近は「我が人生を捧げまして、日本の伝統文化の発展に少しでもお力添えできれば」と決意を語り、「名前が変わり、屋号も(高嶋屋へ)変わりますが、なおいっそうの精進したい」と力を込めた。

 初代市川右團次は、1843年大阪にて生まれ、1862年に右團次を襲名。関西で人気を積み上げ、明治初期には大阪角座の座頭として活躍。早替りを得意とし、ケレンの名人と呼ばれた。二代目は、1881年大阪にて生まれ、父は初代右團次。1909年に襲名。父同様ケレンを得意とした。来年の襲名披露公演で、二代目が1936年に亡くなって以来80年ぶりに名跡が復活する。

 師匠の二代目市川猿翁からは、病になってから中心的な立場で引っ張ってきた右近への感謝、自身の演劇人生に対する心意気を表した「翔べ」という言葉、「名前や屋号は変わりますが、右近さんはいつまでも私の弟子です」など応援が込められたメッセージが代読された。

 タケルは「市川右近になります。一生懸命頑張ります。どうぞよろしくお願いします」とあいさつ。右近は、会見後に「自分のことより緊張した」と汗をかいていたが、けいこの様子について「親ばかではなく、だいぶできるようになってきた」と笑顔を見せていた。

 なお、長男の武田タケル(6)が二代目「市川右近」を襲名。右團次襲名披露と二代目市川右近の初舞台は、来年1月に東京・新橋演舞場で行われる。



関連写真

  • 「市川右團次」の三代目を襲名する市川右近 (C)ORICON NewS inc.
  • 二代目「市川右近」を襲名する長男の武田タケル(6)も出席

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