テレビ東京系で土曜深夜に放送されている連続ドラマ『土曜ドラマ24 昼のセント酒』(毎週土曜 深0:20)に主演する戸次重幸。人々が働いている平日の昼間から銭湯に入り、一杯飲むという大人の道楽を描くドラマで、惜しげなく美尻をさらしている。視聴者の間では「ケツテロ」と親しみを込めて呼ばれるようになり、テレビに映ってまずいものが見えそうで見えない絶妙なカメラワークを称賛する声も広がっている。
男性は気にならないかもしれないが、女性の視聴者は最初、男湯を覗いているようななんともいえない感じがしたのでは? それも3週目くらいで慣れてきて、回を増すごとに引き締まっていく戸次の肉体美のとりこになってしまった人もいるだろう。撮影しながらもさらに減量していたという。
「そうなんですかね(笑)。視聴者の方が慣れるんですから、僕は早々に慣れていましたよ(笑)。いまでは服着ていようが、いまいが大差ない。裸になっていると特段、意識することもなくのびのびと芝居させてもらっています」。
東京都内を中心に、実在する銭湯と肴のうまい飲み屋でオールロケを敢行し、リアルな「銭湯」&「飲み屋」情報とともに、「ひとり銭湯」「ひとり飲み」の楽しみ方を提案する「新ジャンルのドラマ」。第9話(6月4日放送)では初の“地方出張”が実現し、先日、沼津でロケを行ってきた。
戸次が演じる主人公・内海が沼津で偶然見つけるのは「吉田温泉」。創業は明治12年と古く、現在の建物は戦後、昭和25年に改築されたもの。レトロな佇まいが印象的だ。住民の社交場として愛され、昔は20軒くらいあった銭湯も、沼津では残すところここ1軒だけとなってしまった。
「本当に常連さんのためだけに営業を続けているというお話でした。古い歴史を感じさせる銭湯でして、アットホームな雰囲気もあって、せりふじゃないけど、この一期一会を大切にしようと思いましたね。僕はまだつながった映像を観ていないんですが、ある女性スタッフは、この沼津の回を観て泣いたというんです。いい意味でドラマチックなことが何も起きない『昼のセント酒』に感動できる要素が盛り込まれている。こちらはそんなつもりで芝居していなかったんですけど(笑)。僕も視聴者として放送が楽しみです」。
原案の久住昌之氏を含め『孤独のグルメ』チームが制作を手がけている本作。
「お風呂に入って、湯上がりにビールを飲んで、おいしい食べ物でおなかも満たして…というのは普段の生活の一部みたいなものですが、改めてそれを突き詰めていくと、こんなにも面白いのかという驚きが僕自身にもありました。お風呂に入りたい、湯上がりに乾いたのどを潤したい、小腹が空いたからおいしいものを食べたい…どれも人間の本能ですよね。殺人事件も恋愛の悩みもないけれど、お風呂に入ってお酒と一緒においしいものを食べるというだけでドラマとして成立して、視聴者の皆さんにも面白がっていただけるんだ、という発見がありました」。
4月期の1クール全12話の放送予定だが、「どの銭湯をとっても個性的で、僕も銭湯好きになりました。まだまだ銭湯はたくさんあるので、存在する銭湯の数だけ『セント酒』の撮影をしたいですね」と続編にも意欲を示す。沼津の吉田温泉のような“絶滅危惧種”の地方銭湯をふくめ、“銭湯遺産”を番組として残しておく意義もありそうだ。
なお、第9話にはでんでんが地元の漁師役でゲスト出演する。「出演する際は毎回テーマを持って取り組んでいる」というでんでんは「沼津という土地にいる昔ながらの日本人、北川というものが表現できたように思います」と満足げ。「視聴者の皆さんにも沼津の銭湯そして、港の食べもののおいしさを感じていただければ」と話している。
男性は気にならないかもしれないが、女性の視聴者は最初、男湯を覗いているようななんともいえない感じがしたのでは? それも3週目くらいで慣れてきて、回を増すごとに引き締まっていく戸次の肉体美のとりこになってしまった人もいるだろう。撮影しながらもさらに減量していたという。
「そうなんですかね(笑)。視聴者の方が慣れるんですから、僕は早々に慣れていましたよ(笑)。いまでは服着ていようが、いまいが大差ない。裸になっていると特段、意識することもなくのびのびと芝居させてもらっています」。
東京都内を中心に、実在する銭湯と肴のうまい飲み屋でオールロケを敢行し、リアルな「銭湯」&「飲み屋」情報とともに、「ひとり銭湯」「ひとり飲み」の楽しみ方を提案する「新ジャンルのドラマ」。第9話(6月4日放送)では初の“地方出張”が実現し、先日、沼津でロケを行ってきた。
戸次が演じる主人公・内海が沼津で偶然見つけるのは「吉田温泉」。創業は明治12年と古く、現在の建物は戦後、昭和25年に改築されたもの。レトロな佇まいが印象的だ。住民の社交場として愛され、昔は20軒くらいあった銭湯も、沼津では残すところここ1軒だけとなってしまった。
「本当に常連さんのためだけに営業を続けているというお話でした。古い歴史を感じさせる銭湯でして、アットホームな雰囲気もあって、せりふじゃないけど、この一期一会を大切にしようと思いましたね。僕はまだつながった映像を観ていないんですが、ある女性スタッフは、この沼津の回を観て泣いたというんです。いい意味でドラマチックなことが何も起きない『昼のセント酒』に感動できる要素が盛り込まれている。こちらはそんなつもりで芝居していなかったんですけど(笑)。僕も視聴者として放送が楽しみです」。
原案の久住昌之氏を含め『孤独のグルメ』チームが制作を手がけている本作。
「お風呂に入って、湯上がりにビールを飲んで、おいしい食べ物でおなかも満たして…というのは普段の生活の一部みたいなものですが、改めてそれを突き詰めていくと、こんなにも面白いのかという驚きが僕自身にもありました。お風呂に入りたい、湯上がりに乾いたのどを潤したい、小腹が空いたからおいしいものを食べたい…どれも人間の本能ですよね。殺人事件も恋愛の悩みもないけれど、お風呂に入ってお酒と一緒においしいものを食べるというだけでドラマとして成立して、視聴者の皆さんにも面白がっていただけるんだ、という発見がありました」。
4月期の1クール全12話の放送予定だが、「どの銭湯をとっても個性的で、僕も銭湯好きになりました。まだまだ銭湯はたくさんあるので、存在する銭湯の数だけ『セント酒』の撮影をしたいですね」と続編にも意欲を示す。沼津の吉田温泉のような“絶滅危惧種”の地方銭湯をふくめ、“銭湯遺産”を番組として残しておく意義もありそうだ。
なお、第9話にはでんでんが地元の漁師役でゲスト出演する。「出演する際は毎回テーマを持って取り組んでいる」というでんでんは「沼津という土地にいる昔ながらの日本人、北川というものが表現できたように思います」と満足げ。「視聴者の皆さんにも沼津の銭湯そして、港の食べもののおいしさを感じていただければ」と話している。
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2016/05/21