2015年シーズン終了後に、横浜DeNAベイスターズの監督を退任した中畑清氏が、21年ぶりに『さんまのまんま』に出演する。監督時代を振り返り、「（チームが）ぶっちぎりで弱かったでしょ。4年も監督ができるとは思わなかった」とのっけから“舌好調”。ミスターこと、長嶋茂雄氏の物まねも披露する。

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　昨シーズンはチームが奇跡の快進撃を見せ、一時は首位に躍り出たが、その後、流れは一変。「首位から最下位まで落ちたチームは今までない。貯金が11もあったのに…」と話す中畑氏。毎年12月に長嶋氏や江川卓氏などが集まる食事会で、DeNAから監督の続投要請を受けたが辞任の決意を固めた旨を長嶋氏に報告すると、「お前はバカか？」と2回も怒られたという。

　さらに、「4年監督を務めて、もらったユニフォームは1枚だけ」とこぼし、球団への愚痴が噴出。試合で（監督が）審判に抗議した際に受ける罰金制度について、「慣例では球団が払ってくれるのに自腹で払わされた」とクレームが止まらない中畑氏に、さんまは「セコイ」と一喝。

　選手として読売ジャイアンツに所属している際は4番バッターも務めていた中畑氏。選手時代から明るいキャラクターと「絶好調！」というフレーズが人気を博し、現役引退直後はテレビ業界からも引っ張りだこだった。そんな中畑全盛期時代の話も飛び出し、さんまと盛り上がる。

　収録後、中畑氏は「久しぶりにさんちゃんとじっくり話ができてよかったです。古いネタも新しいネタも思い切ってしゃべれて楽しかったですね。さんちゃんに笑ってもらうために、気合を入れてしゃべりましたよ。あの人を笑わせるのは大変ですからね（笑）。それにしても、まんまちゃんは歳をとらなくていいよなぁ。21年前のまんま」と満足そうに話していた。

　まんまコーナーでは、さんまと中畑とまんまが体力測定に挑戦。目をつむったままの片足立ちで最後まで立っていられるのは誰か？

　中畑氏がゲスト出演する『さんまのまんま』は関西テレビであす21日（後1：56〜2：25）放送（フジテレビは未定）。