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蓮實重彦氏、『三島由紀夫賞』受賞も「暴挙。非常に迷惑な話」

 新潮文芸振興会は16日、都内ホテルで『第29回三島由紀夫賞』の選考会を開催し、受賞作に蓮實重彦氏の『伯爵夫人』を選出した。

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 蓮實氏は1936年4月生まれ。80歳。主な著書に『反=日本語論』『随想』『「ボヴァリー夫人」論』など。

 会見に登壇した蓮實氏は、受賞した心境を聞かれると「私の中に心境という言葉はないので答えません」とコメント。喜びがあるのか問われると「全く喜んでいない。はた迷惑な話。80歳の人間にこのような賞を与えることが起こったのは日本の文化にとって非常になげかわしいこと」「蓮實を選ぶという暴挙。それは非常に迷惑な話だ」と淡々と話した。

 同賞は新鋭作家の純文学作品に与えられるもので、1987年に創設。今回は、2015年4月から2016年3月までに発表された作品が選考対象となっている。

 なお、候補作は以下の通り(敬称略)。

■「三島由紀夫賞」候補作
いしいしんじ『悪声』(文藝春秋)
山下澄人『鳥の会議』(河出書房新社)
三輪太郎『憂国者たち』(講談社)
亀山郁夫『新カラマーゾフの兄弟』(河出書房新社)
蓮實重彦『伯爵夫人』(『新潮』2016年4月号掲載)



関連写真

  • 蓮實重彦氏 の『伯爵夫人』が『第29回三島由紀夫賞』を受賞(C)ORICON NewS inc.
  • 淡々と話した蓮實重彦氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 選考理由を語る町田康氏=『第29回三島由紀夫賞』選考会 (C)ORICON NewS inc.
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