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くるり岸田繁、30分超え交響曲作曲に初挑戦 12月に京都市交響楽団が初演

 京都出身のロックバンド・くるり岸田繁(Vo&G)が、京都市交響楽団に30分を超す交響曲を書き下ろすことが明らかになった。12月4日にロームシアター京都メインホールで行われる『京響プレミアム -岸田繁「交響曲第一番」初演 京都公演-』で初披露される。

 京都市交響楽団は、今年創立60周年を迎える歴史あるオーケストラ。広上淳一氏が常任指揮者を務め、昨年は「第27回ミュージック・ペンクラブ賞」、「第46回サントリー音楽賞」を受賞している。

 約1年半前、同楽団のチーフマネージャー・柴田智靖氏から、「京都市交響楽団のコンサートのためのオーケストラ作品を書き下ろしてほしい」と依頼を受けた岸田は、昨年3月から作曲に取り組み、「まだ作業半ばではありますが、今年9月の完成に向けて試行錯誤を繰り返しながら、音を紡いでいます」と報告した。

 柴田氏は、岸田に作曲を依頼した理由について「京都市交響楽団は創立60周年を迎えます。また、京都で誕生し、今や日本を代表するバンドの一つとなり、京都の音楽プライドにまでなったロックバンドくるりが奇しくも鮮烈デビューから20年を迎える記念すべき節目の年に両者がタッグを組み、アーティスト『岸田繁』の『もう一つの扉』を開けたいと願いました。それは、既存の楽曲をオーケストラアレンジするのではなく、作曲家として30分を越えるような大曲を作曲してもらいたいと」と説明する。

 京都で生まれ育った岸田は「幼少の頃から親しんだオーケストラのために作品を書くなんて、夢のような話ですが、子供の頃の自分に教えてあげたいです。本格的なオーケストラ作品を書く、ということは、昔からの夢のひとつでありました」としみじみ。

 「大好きなベートーヴェンやバルトーク、ショスタコーヴィチなどの作品を聴いていると、あらゆる音楽的なトライアルを通して、ジャンルの垣根を超えながら新しいものを作ってきたのだなぁ」と感銘を受けたといい、「あくまでも大好きな『交響的作品』であることをコンセプトに、多くの皆様に感動を与える作品に仕上げようと思っております。乞うご期待ください」と呼びかけている。

 岸田が初めて書き下ろす交響曲は、12月4日に京都市交響楽団が初演。柴田氏は「これが『クラシック・ライブ』の第一章の開演と信じて」と期待を寄せている。



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  • 京都出身バンドくるり

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