4人組アイドルグループ・チャオ ベッラ チンクエッティが15日、大阪・なんばHatchで昨年9月27日からスタートした全国ツアー『チャオ ベッラ チンクエッティ LIVEツアー2016〜続!!!!THE STORY IS NEVER-ENDING〜』のファイナルを迎えた。

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　岡田ロビン翔子、後藤夕貴、橋本愛奈、諸塚香奈実の4人が自己紹介がわりの「True Hearts-ファンタスティック4-verA」を披露し、「ツアーファイナル、みんなで楽しんでいきましょう！」（橋本）、「お前ら、盛り上がってんのかー！」（ロビン）と観客をあおる。一転、元アンジュルムの福田花音が作詞を手がけた「どうしよう、わたし」では、しなやかでセクシーなダンスで魅了した。

　大阪公演に限り、チケット1枚で2人入場可能という「動員倍増企画」を実施。ロビンは「来てくれればこっちのもんだから（笑）。あとは私たちが楽しませるだけ！」と自信たっぷり。橋本は「人一倍、汗をかいていきたいと思います！」、後藤は「会場が大きいので、思う存分、叫んでいきましょう！」と意気込み、諸塚は「桜の季節は終わったけど、私はきょうに合わせて8分咲き、9分…」と、大事なところをかみつつ、「10分咲きのもろりん、もろ咲きでございま〜す！」と元気いっぱいにアピールした。

　ロビンは「このツアーが始まって約8ヶ月、ずっと悩まされてたことがあって」と切り出し「楽屋で、はしもん（橋本）の発声練習の声がうるさい！」と苦情を入れると、後藤も「はしもんが、最近胸がちっちゃくなったんだよねって言ってくる。イヤミでしかない！」と不満を爆発。諸塚もかぶせてくるのかと思いきや、「私は、はしもんがいてよかったなって思う。ステージの私の隣で、はしもんが楽しそうにしてると何かすごく安心するし、朝のおはようっていう声で、今日も頑張ろうって思う」とフォロー。橋本は「ファイナルはこういうふうに敬意を払ってくれないとね」と諸塚に感謝していた。

　ソロコーナーでは、トップバッターの橋本が、8月3日発売のニューアルバムに収録される「二子玉川」のソロバージョンを歌唱。続く後藤は「Lovely! Lovely!」をラブリーな衣装で披露。3番手の諸塚は外国の国旗のようなデザインの“もろりん旗（!?）”を手に、橋本を従えて「キャモン！」を熱唱し、ラストのロビンは「P-Kan SweetEmotion」を表情豊かにパフォーマンスした。

　ライブ後半戦からは、対バンイベントで共演後、親交を深めているガールズバンド・Draft Kingの生演奏がスタート。新衣装に着替えて登場した4人は「さぁ来い！ハピネス！」「乙女 Be Ambitious!」「全力バンザーイ! My Glory!」などのキラーチューンを畳みかけ、盛り上がりは最高潮に。本編ラストは、バラード曲「愛しさを束ねて」を熱唱した。

　アンコールのMCでロビンが「全27ヶ所44公演、ツアー期間も過去最長でした！」と約8ヶ月間に及ぶロングツアーを振り返ると、ファイナルを祝う4人のイラストが描かれたケーキが登場。4人はサプライズ演出に驚きつつも大喜びした。

　ロビンは「あっきゃん（秋山ゆりか）が卒業してすぐに始まったツアーで、すごく不安でした。でも、4人になってもファンの皆さんがついて来てくれて、自信がつきました。歌い続けるという選択をしてよかったと思います」としみじみ。「8月2日で結成10周年を迎えて、8月3日にはアルバムも発売します。まだまだ、まだまだ熱い声援をよろしくお願いします！」と呼びかけると、「次のツアーが決定しました！」とサプライズ発表し、ファンを沸かせた。

　くじ引きで当たりを引いたメンバーが1人でMCをし、「Good Night Song」を歌ってライブを締める恒例のエンディングコーナーで当たりを引いたのは橋本。「楽しかったという一言に尽きる！　ケーキのサプライズもあったし、マジで泣きそうになっちゃった」と振り返り、「10周年ってやばくない？　私、14歳だったんだよ。ファンの皆さんに感謝しています。本当にありがとう！　11周年もお祝いしてくれるでしょ？　おばあちゃんになっても、末永くよろしくね！」とあいさつして締めくくった。

■チャオ ベッラ チンクエッティ　次回ツアー日程（第1弾発表）
9月4日（日）：東京・TSUTAYA O-WEST
9月9日（金）：愛知・LIVE HALL M.I.D
9月18日（日）：大阪・シャイングホール
9月19日（月・祝）：大阪・シャイングホール
9月24日（土）：千葉・柏PALOOZA
10月2日（日）：茨城・水戸VOICE
10月9日（日）：神奈川・F.A.D YOKOHAMA