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俳優の浅野忠信が現地時間14日、フランスで開催中の『第69回カンヌ国際映画祭』に出席。「ある視点部門」で公式上映された主演映画『淵に立つ』(今秋公開予定)の深田晃司監督らとともにレッドカーペットに登場した。浅野は、昨年の黒沢清監督『岸辺の旅』に続き2年連続で同部門に主演作が選出、深田監督は今回が初の選出。上映後には、観客からの鳴り止まないスタンディングオベーションに応えた。 浅野は「本当に長い戦いだったので、それがやっと実ったというか。このカンヌに来るときも、飛行機がたどり着かないとか、荷物が着かないとか、ハプニング続きだったんです。本当に今とてもほっとしています」とプレッシャーから開放され安堵の表情。「温かい拍手をいただいたのがとてもうれしいですし、これからたくさんの人に届けばいいなと思っています。去年も(『岸辺の旅』の上映で)ずっと長い時間温かい拍手をいただけて、今年も同じようにずっと拍手をいただけたので、これはとても良い感触だなと思っていますね」と話していた。

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  • 『第69回カンヌ国際映画祭』レッドカーペットに登場した(左から)古舘寛治、筒井真理子、深田晃司監督、浅野忠信 (C)Kazuko  Wakayama
  • 『淵に立つ』上映後にはスタンディングオベーションが巻き起こった (C)Kazuko  Wakayama
  • 『淵に立つ』の舞台あいさつの模様 (C)Kazuko  Wakayama
  • 『第69回カンヌ国際映画祭』に出席した(左から)古舘寛治、深田晃司監督、筒井真理子、浅野忠信 (C)Kazuko  Wakayama

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