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芸歴50周年が盛大に開幕 小松政夫「こういう人生が送れて幸せ」

 喜劇役者の小松政夫(74)が13日、芸能生活50周年プロジェクトのキックオフイベントとして、東京・青山CAYでビッグバンド「ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド」と共演した。音楽に合わせてめちゃくちゃに指揮棒を振るパフォーマンスや「しらけ鳥」まで登場するなど、自身のキャリアをスタートさせた往年のバラエティ番組『シャボン玉ホリデー』をほうふつとさせるような笑いと音楽のコラボレーションで観客を魅了した。

芸能生活50周年プロジェクトをスタートさせた小松政夫 (C)ORICON NewS inc.

芸能生活50周年プロジェクトをスタートさせた小松政夫 (C)ORICON NewS inc.

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 大盛況で出番を終えた小松は「絵に描いたように役者になれて陽の目を見て、一歩も後退はしていないと思いながら生きている」としみじみ。「年齢的には終焉を迎える年ですが、初志貫徹みたいな感じで終われるなと。こういう人生が送れて幸せです」と噛み締めた。

 日本喜劇界のレジェンドであるクレイジーキャッツの故・植木等さんの付き人兼運転手を経て、テレビの黎明期から活躍。「どーかひとつ」「長ーい目で見てください」「知らない!知らない!知らない!もー」などのギャグを誕生させ、伊東四朗との掛け合いでも一世を風靡した。この日は「バッキーとゲスのキワモノ」「五代ロス」など、いまの若者でもわかるキーワードを取り入れたギャグで笑いを呼び、跳ねまわったりと現役感を見せつけた。

 74歳とは思えぬ軽妙な動きだったが本人は納得しておらず「僕はもっと跳ねられると思った。あと2、3回やらせてくれたら踊り狂えたのに…」と悔しげ。「年をとったつもりはないですが、ウィンドウを見ると背中が曲がってたりするので、シャンとしようとか、姿勢に気をつけてる。足腰が弱いのはダメよ。若さを保つにはどうしようかって考えてます」と貪欲に明かしていた。

 50周年プロジェクトでは今後、1980年「タフコン音頭」以来の新曲発表や「ジェントル〜」とのツアーも控える。

関連写真

  • 芸能生活50周年プロジェクトをスタートさせた小松政夫 (C)ORICON NewS inc.
  • ビッグバンド『ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド』と共演
  • 芸能生活50周年プロジェクトのキックオフイベントに登場した小松政夫
  • ビッグバンド『ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド』のステージに出演した小松政夫 (C)ORICON NewS inc.
  • ビッグバンド『ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド』のステージに出演した小松政夫 (C)ORICON NewS inc.
  • 芸能生活50周年プロジェクトのキックオフイベントに登場した小松政夫

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