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市村正親「悔しい!淋しいです!」 蜷川幸雄さん悼む

 日本を代表する演出家の蜷川幸雄さんが12日午後1時25分、肺炎による多臓器不全のため死去した。80歳だった。訃報を受け俳優の市村正親(67)は同日、所属事務所を通じて「悔しい!淋しいです!」とコメントを発表した。

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◇以下、コメント全文

 50歳でリチャード三世で初めて演出頂きました。その後ハムレットを53歳。イチでハムレットをやりたいと言われ、こんなに光栄なことはありませんでした。そして蜷川さんの代表作NINAGAWA・マクベスをやらせて頂きました。渾身の魂からの演出に心から感謝です。最後の演出でしたがニーナと出会う事が出来て本当に役者としてシェークスピア俳優にさせて頂きました。感謝してもしきれません。運命を呪います。しかし現実を受け止め、これからは天国からの演出に心を傾けたいと思っています。悔しい!淋しいです!

◇以下、蜷川幸雄さんプロフィール

 1935年10月15日埼玉県川口市生まれ。55年に劇団青俳に入団、当初は俳優だったが、68年に劇団現代人劇場を創立し、69年に『真情あふるる軽薄さ』で演出家デビュー。日本だけではなく海外でも活躍し、世界中で「世界のニナガワ」と高く評価されてきた。

 1979年に第4回菊田一夫演劇賞、81年に第36回芸術祭大賞、97年に第4回読売演劇大賞最優秀演出家賞、2001年に紫綬褒章、04年に文化功労賞、09年に埼玉県民栄誉賞、10年に文化勲章など、多数の受賞歴を誇る。

 シェークスピア作品、ギリシャ悲劇をはじめ、オリジナル作品も次々と世に送り出し、数多くの俳優・女優を発掘。映画監督としても嵐・二宮和也主演の『青の炎』(2003)や吉高由里子主演の『蛇にピアス』(2008)などを手がけた。



関連写真

  • 蜷川幸雄さんを追悼した市村正親 (C)ORICON NewS inc.
  • 蜷川幸雄さん (C)ORICON NewS inc.

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