女優の綾瀬はるか、俳優の斎藤工が10日、都内で行われた映画『高台家の人々』(6月4日公開)完成披露試写会に出席した。劇中には、綾瀬演じる“妄想好き”の主人公・平野木絵による妄想シーンが多数登場。相手役の斎藤と“駆け落ち妄想”を繰り広げるが、土方政人監督は「街から逃げるとき、綾瀬さんが笑って走ってるんです」と指摘した。
「普通ならこれはNG。駆け落ちだからそこはシリアスにしなきゃいけない。でも僕は『なるほど』と気付いてOKを出した」と振り返った土方監督。「これは妄想。妄想のなかは彼女の自由な世界だからこの表情でいいんだと気づいた」と説明し「はるかちゃんが意識してやったのか、走ってるのが楽しんでいたのかわからなかった」と苦笑した。
これに対して綾瀬は「最初はまじめにやってたけど、終わりには顔がにやけてきちゃって。つい、でた表情です…」と“天然演技”だったことを告白。ともに撮影に臨んだ斎藤は「最後笑っちゃったと言っていたので、自然ですね。でも、これだけ深い解釈があるということは綾瀬さんの深さなんじゃないかな」と感心しきりだった。
『ごくせん』『デカワンコ』で知られる森本梢子氏の原作漫画を実写化。口下手で不器用な“妄想好き”女子・平野木絵と人の心が読める“テレパス”能力を持つイケメンエリート・高台光正によるラブコメディー。このほか、水原希子、間宮祥太朗、シャーロット・ケイト・フォックス、大野拓朗、ドランクドラゴンの塚地武雅、大地真央、市村正親が登壇した。
「普通ならこれはNG。駆け落ちだからそこはシリアスにしなきゃいけない。でも僕は『なるほど』と気付いてOKを出した」と振り返った土方監督。「これは妄想。妄想のなかは彼女の自由な世界だからこの表情でいいんだと気づいた」と説明し「はるかちゃんが意識してやったのか、走ってるのが楽しんでいたのかわからなかった」と苦笑した。
これに対して綾瀬は「最初はまじめにやってたけど、終わりには顔がにやけてきちゃって。つい、でた表情です…」と“天然演技”だったことを告白。ともに撮影に臨んだ斎藤は「最後笑っちゃったと言っていたので、自然ですね。でも、これだけ深い解釈があるということは綾瀬さんの深さなんじゃないかな」と感心しきりだった。
『ごくせん』『デカワンコ』で知られる森本梢子氏の原作漫画を実写化。口下手で不器用な“妄想好き”女子・平野木絵と人の心が読める“テレパス”能力を持つイケメンエリート・高台光正によるラブコメディー。このほか、水原希子、間宮祥太朗、シャーロット・ケイト・フォックス、大野拓朗、ドランクドラゴンの塚地武雅、大地真央、市村正親が登壇した。
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2016/05/10