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『シビル・ウォー』新スパイダーマンのこだわりは“若さ”

 キャプテン・アメリカとアイアンマンの対決を描く映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(公開中)。同作でエグゼクティブプロデューサーを務めたマーベル・スタジオの副社長ネイト・ムーア氏に、今作で初めて“アベンジャーズ”の戦いに参加したヒーロー・スパイダーマンについて聞いた。

 本作では、数々の地球の危機を救ってきた“アベンジャーズ”が、政府組織の管理下に置かれることを巡り意見が対立。アイアンマンは戦いで「一般市民を危険に晒してしまった」という自責の念を持っているため賛成するが、キャプテン・アメリカは「自らの行動は自らが責任を持つべきだ」という信念を持ち、管理されることに反対することから友情が引き裂かれてしまう。

 スパイダーマンは、アイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)にスカウトされ、チームに参加することになる。

 演じるのは、英出身の新星トム・ホランド。2017年夏にはアイアンマンの出演も発表された『SPIDER-MAN: Homecoming』(原題:スパイダーマン ホームカミング)で新たなシリーズが始まる。

 ムーア氏は、トビー・マグワイア主演で人気を博したサム・ライミ監督の『スパイダーマン』の撮影にプロダクション・アシスタントとして携わった経験があり、本作では「今までのスパイダーマンと差別化する」ことにこだわったという。

 「今まで通りじゃなくて、違うキャラクターとして登場させたかった。例えば、今までのスパイダーマンが住んでいる部屋は、散らかっていたり、独特な様子が特徴だった。(本作で監督を務めた)ルソー兄弟には、既存のスパイダーマンとは違うものにしたいという話をした」。

 劇中でも如実に現れている今までとの違いは“若さ”。19歳のホランドは、声や表情も少年のような幼さを感じさせ、戦いのシーンでも初々しさと元気な印象があった。ムーア氏も「10代の若者っていうのに焦点を当てたんだ。トム・ホランドがもたらす若さ、元気さは今までのスパイダーマンとは違うと思う」と手応えをにじませる。

 「若さを全面に出すのが容易だったのは、熟練の経験を積んでいるスーパーヒーローたちがすでに存在していたから。今までのスパイダーマンは彼一人の世界だったけれど、今回は比較する相手としてキャプテン・アメリカ、アイアンマンたちがいるから、若さという資質を保持できた」。

 スパイダーマン以外にも昨年映画が公開されたアントマン、今後単独映画の製作も予定されているブラックパンサーも存在感を発揮し、今後もさまざまなヒーローたちの映画化に期待がかかる。

 ムーア氏は「マーベル・シネマティック・ユニバース(マーベル・スタジオが製作するヒーローたちの映画作品が共有する世界)はこの世を反映しているので、これからもより多くの異なる人々を描きたいけれど、そこは危険な世界でもある。一人か二人、ヒーローを失くしてしまうかもしれないけれど、そうしなければならない理由があってのこと」と含みをもたせていた。



関連写真

  • 映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』について語ったネイト・ムーア氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 新スパイダーマンのこだわりは? (C)ORICON NewS inc.

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