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染五郎、ラスベガス公演に感慨「持っている力をマックスに出した」

 歌舞伎俳優・市川染五郎が主演する新作歌舞伎『KABUKI LION 獅子王』が現地時間3日、米ラスベガスのMGMグラウンド内の劇場で初日を迎えた。染五郎は「初日は皆が持っている力をマックスに出したと思います。でも、明日はもっと伸びしろができる、マックスが上がります。明日もできることが本当にありがたいことです」と手応え語った。

市川染五郎主演の新作歌舞伎『KABUKI LION 獅子王』が米・ラスベガスで上演(C)松竹株式会社

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 昨年8月、ラスベガスのホテル「ベラージオ」の噴水に舞台を設置し、染五郎主演の歌舞伎『鯉つかみ』とウォータースクリーンマッピングを組み合わせたショーを上演し、3日間で10万人が鑑賞した。

 今回は親獅子が子獅子を谷底に落として這い上がるのを見守るという『石橋』の伝説の世界に、ラスベガスで初めて歌舞伎を見る観客に向け、歌舞伎の特徴的な演出を詰め込んだ『獅子王』を上演。伝統的な演出の数々だけでなく、最新テクノロジーを組み合わせ、エンターテインメントの本場・ラスベガスの観客を魅了する。

 クライマックスの親子獅子が見せる毛振りで、観客の興奮はピークに。花道を駆け、音楽の高まりとともに毛振りの勢いは増していき、最後にピタッと決まると同時に獅子たちに送られた拍手は、ラスベガスの劇場初の歌舞伎が、大きな喝采をもって迎えられた証しとなった。

 染五郎は「ラスベガスについてから寸暇を惜しんでのけいこ、そんななか、初日の幕を開けて降ろすことができたことは、本当に皆さんの力だと思っています」と周囲のサポートに感謝しつつ、「これはもう、ブレーキのないスタートだと思っています」と気を引き締める。そして、「何回も公演していただける作品を目指して初日を迎えました。さらに、一年中公演を、それも世界中の人がこの作品を上演する、世界中の人に歌舞伎を演じていただく、そこを目指します」と目標を語った。

 同公演は現地時間7日まで、全6回上演される。

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