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レオ、オスカー受賞作に出演した3つの理由「この作品は私の人生で非常に大きい」

 映画『レヴェナント:蘇えりし者』(公開中)で悲願のアカデミー賞主演男優賞を獲得したことが話題になったレオナルド・ディカプリオ。俳優休業宣言をしていた彼が、それを覆してまで同作への出演を決意した3つの理由を明かしている。

 ディカプリオは、ハンティング中に瀕死の重傷を負った上に、仲間の裏切りで目の前で息子を殺された復讐心をその胸に宿す主人公を熱演。65年ぶりの快挙となる2年連続のアカデミー賞監督賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督・脚本・制作を務め、坂本龍一が音楽を担当している。

 ディカプリオは、2013年に独誌のインタビューで「正直、くたくただよ。2年間で3本の映画を撮影したからね。長い休暇を取ることにした」と話し、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(14)を最後に休業する予定だった。

 しかし、14年4月には『レヴェナント』の主演に決定したことを発表し、10月からの撮影に臨むことも明らかに。休業宣言から間髪おかず出演を決めた主な理由として(1)イニャリトゥ監督作品だったこと、(2)撮影監督のエマニュエル・ルベツキとの仕事、(3)脚本に強く引かれたことをあげている。

 (1)のイニャリトゥ監督は、デビュー作『アモーレス・ぺロス』からの大ファンであり、一緒に仕事をしたいと常々思っていたという。「イニャリトゥは、彼独自の強いビジョンを持っている監督だ。ハリウッドの型にはまらず、自分の色をしっかりと打ち出して、このような大規模な映画を作れる監督はほとんどいないと思う。一緒に仕事をするのが本当に楽しみだった」と手腕を絶賛している。

 (2)のルベツキ撮影監督は、『ゼロ・グラビティ』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でも長回し(カット間のつなぎ目がほとんど無く、一度の撮影で長いシーンを撮ったように見える、かなり高度な撮影手法)を駆使してアカデミー撮影賞を受賞。ディカプリオは「彼の撮影した映画では、鑑賞者はその世界に居合わせたような臨場感を味わうことができるんだ」と魅力を力説。

 (3)の脚本については「家族を奪われた男の壮絶な復讐劇でありながら、根底には生き抜こうとする意志、それに人間と自然との関係も描かれている。家族愛やそのための憎しみというテーマに、強く引きつけられたよ」とコメントしており、作品の壮大なスケールに感銘を受けたという。復讐相手のフィッツジェラルド役のキャスティングはイリャ二トゥ監督との間で行われ、ディカプリオ自ら『インセプション』で共演していたトム・ハーディの起用を熱望。「彼のような俳優と共演できることは自分を高めることにもつながるんだ」と称賛しているように、ハーディの出演も大きな要素となったようだ。

 休業宣言から一転、役者としての意欲を駆り立てる数々の理由から本作への出演を果たし、5度目のノミネートにして悲願のアカデミー賞を受賞したディカプリオ。「準備期間からプロモーションまで、この作品に関わったことは私の人生で非常に大きな出来事になったよ」と、自身にとって特別な作品になったと語っている。



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