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RADWIMPS&ワンオクTaka、被災地支援で楽曲配信

 ロックバンド・RADWIMPSが、熊本地震の被災地復興支援のため、配信サイト「Fannect(ファネクト)」を通じて「バイ・マイ・サイ」を配信し、収益金を被災地に寄付することを発表した。2006年11月発売のシングル「セツナレンサ」のカップリング曲で、今回新たにレコーディング。ボーカル・野田洋次郎の呼びかけで、ONE OK ROCKのボーカル・Takaが参加した。

野田洋次郎(RADWIMPS)/Taka(ONE OK ROCK)が復興支援のために配信する「バイ・マイ・サイ」

野田洋次郎(RADWIMPS)/Taka(ONE OK ROCK)が復興支援のために配信する「バイ・マイ・サイ」

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 野田は特設サイトで「わずかでも被災された皆さんの心に、穏やかな灯がともるようにと願って、歌わせていただきました。楽曲を配信し、その売り上げを全額被災地への寄付にあてさせていただきます」と説明。「日本にいる僕と、ロスにいるTakaとで歌い直し、レコーディングをしました。事情を話したら二つ返事でOKと言ってくれた彼に、そして理解してくれたONE OK ROCKのメンバーに心から感謝します」と綴った。

 野田洋次郎(RADWIMPS)/Taka(ONE OK ROCK)名義で発表される「バイ・マイ・サイ」は、「Fannect」を通じて配信。10円から購入可能で、100円、500円、1000円、上は1万円、5万円、10万円と値段を段階的に購入者自身で選べるようになっている。野田は「集まった収益の全額を、被災者の方々に寄付させていただきます。被害に遭われた方たちへの応援、お見舞い、支援の意味合いも含めて皆さんに判断して購入してもらえたらと思います」と呼びかけている。

 寄付先は今後の状況の推移を確認したうえで決定。集まった義援金とともに報告するとしている。

■野田洋次郎コメント全文

今回、熊本、九州地方の報道、流れてくる情報に日々触れ、自分にできることはなにかと考えました。いまだに強い地震が続き、夜も昼も、安らげる時間のない皆さんに何ができるだろうか。また、現地にいくことができず支援の仕方も今ひとつわからない、でも力になりたいという人たちの想いもたくさん目にしました。

 そして、今回の楽曲による義援金の募集をすることにしました。

 わずかでも被災された皆さんの心に、穏やかな灯がともるようにと願って、歌わせていただきました。楽曲を配信し、その売り上げを全額被災地への寄付にあてさせて頂きます。

 企画を思い立った時、浮かんだのが昨年のツアーで共演し、Takaと歌った『バイ・マイ・サイ』という楽曲でした。その楽曲を新たに日本にいる僕と、ロスにいるTakaとで歌い直し、レコーディングをしました。事情を話したら二つ返事でOKと言ってくれた彼に、そして理解してくれたONE OK ROCKのメンバーに心から感謝します。

 この楽曲は10円から購入することが可能です。そこから100円、500円、1000円、上は1万円、5万円、10万円と段階的に値段を自分で選べるようになっています。集まった収益の全額を、被災者の方々に寄付させていただきます。被害に遭われた方たちへの応援、お見舞い、支援の意味合いも含めて皆さんに判断して購入してもらえたらと思います。

 改めて、今回の地震で大切な方を亡くされた方々に、心よりお見舞い申し上げます。熊本や九州地方にツアーで訪れるたび、僕たちが渡せる何倍ものエネルギーと喜びを逆にもらって帰ってしまっている気がします。大好きな場所です。

 今も不安な日々を過ごされる皆さんに、一日も早く平穏な日々が戻ってきますように。ぐっすりと眠れる夜がきますように。穏やかな朝がきますように。長い眼で、支援をしていきたいと思います。

 最後に、この企画のためにわがままを聞いてくれて準備、調整をしてくれたスタッフ、意図に賛同し力を注いでくださったすべての方々に感謝します。

洋次郎

■特設サイト『糸色-Itoshiki-』
http://fannect.jp/itoshiki/

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