アイドルグループ・モーニング娘。’16が25日、都内で行われた舞台『続・11人いる！東の地平・西の永遠』制作発表記者会見に出席。萩尾望都氏による同名SF漫画をオールダブルキャストにて舞台化する今回、リーダーの譜久村聖（19）は「同じ役を演じるメンバー同士でライバル心が燃えると思うので、仲間割れだけはしないようにしたい」と苦笑した。

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　譜久村の注意のそばから、過去にメンバーの小田さくら（17）との不仲説がささやかれ、今回も小田と同じフォース役を演じる石田亜佑美（19）は、「小田ちゃんは歌に対しての自信は素晴らしいものだとは思うんですけど、そこに負けないように頑張らなきゃという気持ちはあります」と意気込み。小田も負けじと「絶対、負けないと思います！」と応戦し、早くも火花を散らしていた。

　報道陣が仲間割れを心配すると、石田は「これはいい意味で向上効果があるので！」と弁解。飯窪春菜（21）から「相乗効果ね」と突っ込まれると、赤面しつつ「相乗効果があると思いますので、よりモーニング娘。’16のパワーを強めたい」と力を込めた。

　また、劇中では大がかりなイリュージョンにも挑戦。メインキャストのタダとフロルを演じる工藤遙（16）は「覚えることが多すぎて、てんやわんや」と苦戦しつつも、机を持ち上げたり鉢植えの花を咲かせるなどのマジックを披露して、会場を沸かせていた。

　この日、5月31日の日本武道館公演をもってグループを卒業する鈴木香音は欠席。譜久村は「昨年の鞘師里保、鈴木香音と卒業が続きますが、モーニング娘。としてのスタートは切れたかと思うので、このまま突っ走って行きたい」と気持ちを新たにした。6月11日より東京・池袋サンシャイン劇場にて上演される。

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