• ホーム
  • 芸能
  • 麻生久美子、ママになって演技の幅が広がった? 「変化を確かめたい」

麻生久美子、ママになって演技の幅が広がった? 「変化を確かめたい」

 「出産をしてから、子どもとちゃんと向き合う母親役をやりたいとずっと思っていました。いま、すごくやりがいを感じています」と、話すのは女優の麻生久美子。2012年に長女を出産し、子育てをしながら、女優として活躍の幅を広げることに意欲的だ。

 そんな彼女が出演するのは、重いハンデキャップを克服したヘレン・ケラーと、彼女に光を与えた“奇跡の人”サリバン先生の実話をヒントに、『おひさま』『最後から二番目の恋』などの脚本家・岡田惠和氏が新たに書き下ろすNHK・BSプレミアムのドラマ『奇跡の人』(24日スタート、毎週日曜 後10:00、連続8回)。元ヤンキーで、冷たい世間と戦いながら目と耳に障害のある娘・海(住田萌乃)を懸命に育てている鶴里花を演じる。

 「子どもが生まれて、自分がどう変わったか、いまいちわかっていないのですが、今回のドラマに取り組む中で、何か見つけられたらいいな、と思っていました。確かに、子どもに対する母親の気持ちを想像して演じていた頃に比べると、自然と感情が湧き上がってくるような気もします」。

 いつも自分の子どもにしていることが条件反射のように芝居の中で出てしまうこともあるという。「仕事に出かける時、『行ってきます』と言いながら、娘の頭にキスをするんですが、演技の最中、思いがけなく、同じことを海役の萌乃ちゃんにしてしまったことがありました。出産以前とはちがう、変化を1つずつ確かめながら、楽しんで演じています」。

 ロックバンド・銀杏BOYZ峯田和伸が演じるドラマの主人公・亀持一択は、小学生のころから要領が悪く、中学高校と覇気のない青春時代を送り、定職にもつかず、女性にもてることもなく三十代終盤になってしまった、本当に、うだつの上がらないダメ男。そんな彼がひょんなことから目と耳に障害のある少女と出会い、彼女の「先生」になることを決意。暗闇の先にある「世界」少女に伝えようと奮闘する。

 峯田とは2003年に公開された映画『アイデン&ティティ』以来、13年ぶりの共演。同映画が俳優デビュー作でもあった峯田にとって、相手役を務めた麻生は「恩人」であり、本作で「恩返しがしたい」と言っているが、麻生も峯田から大きな刺激を受けているという。

 「峯田さんはお芝居をしている感じがしないところがすごいと思う。そのまんまで、いつも全力で、いつも魂がこもっていて。役者さんとしてすごくステキだと思いますし、エンディングで流れる曲も峯田さんが歌っているんですよ。音楽でもメッセージを表現できるミュージシャンて、ズルいくらい、カッコいいですね」。

 本作で、娘の海を演じる住田は、連続テレビ小説『マッサン』でエリーの長女を演じた子役。撮影現場では、彼女を中心に、麻生と峯田がまるで家族のように仲良くしているという。その雰囲気はテレビの画面を通して、伝わっていくに違いない。

 「放送は日曜の夜10時から。いい子なら寝ている時間なので、子育て中のお母さんにもぜひ観てもらいたいです。もちろん、お子さんと一緒に観ていただいても。うちの子はすごく興味を持って観てくれそうだなって思っているんですけど」と、子煩悩な一面があふれ出ていた。



関連写真

  • NHK・BSプレミアムで4月24日スタート『奇跡の人』で目と耳に障害を持つ娘の母親を演じる麻生久美子
  • 主人公・亀持一択(峯田和伸) は毎日を怠惰に生きるだけの、なーんにもないダメ男。ところがある日、偶然出会った鶴里花(麻生久美子)に…(C)NHK
  • 花には目と耳に障害を持つ娘・海(住田萌乃) がおり、住む家を探して困っていた(C)NHK

オリコントピックス