ドラマや映画での怪演ですっかりおなじみ。日本のエンタテインメントシーンで唯一無二の存在感を放つ安田顕が、個人の俳優業とTEAM NACSメンバーとしての活動への想いを熱く語ってくれた。話のなかでは故郷・北海道への愛もあふれだす。
◆型にはまってない“自由”な部分が魅力
――俳優業だけでなく、声優としても人気アニメ『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』に参加されました。
【安田】 『クレヨンしんちゃん』が今年で25周年を迎えることを知って正直驚きましたし、歴史ある作品に参加させていただけて光栄に思いました(劇場版は24作目)。自分の子どもと一緒に観られるアニメに声優として出演できるのは非常に嬉しいことです。
――その魅力をどんなところに感じますか?
【安田】 多くの方から長く愛されている理由は、“自由に作っている”ところにあると思うんです。おバカなこと満載であっても、実はそれは子どもたちを笑顔にしてくれることだったりするんですよね。そういう型にはまっていない自由な部分が魅力だと思います。
――今作は、しんちゃんをはじめいろいろな人の夢が登場しますが、安田さんが見てみたい夢はありますか?
【安田】 ふっと思いついたんですが、それをこの場で言ったらとんでもないことになるのでやめておきます(笑)。インタビューにとても載せられないような夢なので……。
――話しても大丈夫な夢でお願いします……(笑)。
【安田】 サマージャンボ、ドリームジャンボ、年末ジャンボ、ロト6すべて当選する夢とかいいですね。ひとつだけじゃなくて、全1等で(笑)。
◆俳優個人とTEAM NACSメンバーとしての意識の違い
――TEAM NACSのメンバーとしても活躍されていますが、個人での活動時とは気持ちの違いをどんなところに感じますか?
【安田】 TEAM NACSではおバカなこともすれば、舞台で真剣なお芝居もやっています。その延長線上に今の自分の仕事への取り組み方があるのかなと。なので気持ちの違いというのはないかもしれません。華やかで憧れるような世界や、素敵だなと思える時間をお客様に感じて欲しくてやっていますが、本番までの作業や準備は地味だし大変なことも多い。それでも大人たちが睡眠時間を削ってぶつかり合いながらおもしろいものを作ろうと思えるのは、それを楽しみにしてくださるお客様がいるからです。その想いは、TEAM NACSでもひとりで役者として活動しているときも同じです。
――TEAM NACS時代からずっと応援しているファンの方もたくさんいますしね。
【安田】 ここまで長く応援してくださっている方々に対して、言葉にならないほどの感謝の気持ちがあります。ドラマに出演していても、テレビの向こう側にいるファンの方をどこか意識する部分はありますし。もちろんいろいろな出逢いや縁で現場に呼んでいただくことも多いので、そういった方々にも感謝しつつ、根底にあるのはやはりお客様なんです。TEAM NACSのようなオッサンたちを長く応援してくださるなんて感謝の気持ちしかないですから。
――TEAM NACSのメンバーとは、それぞれのお仕事で現場で会うことも?
【安田】 全員が全国各地バラバラで仕事することも多いですから、現場で会うことはほとんどないですね。
――舞台でご一緒のときはどんなお話をされるんですか?
【安田】 これだけ長く一緒にやっていますので、それぞれの距離感を保って過ごす感じです。TEAM NACSのことをそれぞれが大事にしつつ、お互いの現場での過ごし方を尊重しているというか。なので、話をしたくないときは、まったく話さなかったりすることもありますが、自分たちのモチベーションとしてTEAM NACSを続けていきたいという気持ちは変わらず持っています。
◆どんなに忙しくても北海道での仕事はやっていきたい
――TEAM NACSの活動ににじみ出ていると思うのですが、故郷・北海道への想いはやはり特別なものがありますか?
【安田】 もちろんです。北海道への思いを活字にしてしまうと、自分の気持ちがあふれ出てしまうのではないかというぐらいあります。たとえば20〜30代で「僕は北海道の人間です」と声高に叫んだ人間が、40代になって結婚して子どもを産んで東京に住んだとしても、北海道への想いが変わったのかというとそうではないですよね。突き詰めて考えたら、仕事があるところに人は住むわけで、生まれた場所が故郷というのは変わらない。自分にとって故郷が大事という気持ちはみんなと同じです。ただ“北海道への思いを大事にしている”という部分をファンの方が応援して支えてくださっているところもあるので、その気持ちはこれからも忘れずに大事にしていきたい。どんなに忙しくても北海道でのお仕事はやっていきたいと思っています。
――今回は声優にチャレンジしていますが、他にやってみたいことはありますか?
【安田】 現場まで自転車で通いたいです。自転車を漕いでいると余計なことを考えなくていいですし、楽しいんです。人にぶつからないように注意して走っていれば現場まで何も考えずにいられますから。
――安田さんご自身がこんなふうになりたいと思う願望はありますか?
【安田】 取材の一つひとつの質問に真摯に向き合って答えていける自分でありたいです(笑)。
(文:奥村百恵)
◆型にはまってない“自由”な部分が魅力
――俳優業だけでなく、声優としても人気アニメ『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』に参加されました。
【安田】 『クレヨンしんちゃん』が今年で25周年を迎えることを知って正直驚きましたし、歴史ある作品に参加させていただけて光栄に思いました(劇場版は24作目)。自分の子どもと一緒に観られるアニメに声優として出演できるのは非常に嬉しいことです。
――その魅力をどんなところに感じますか?
【安田】 多くの方から長く愛されている理由は、“自由に作っている”ところにあると思うんです。おバカなこと満載であっても、実はそれは子どもたちを笑顔にしてくれることだったりするんですよね。そういう型にはまっていない自由な部分が魅力だと思います。
――今作は、しんちゃんをはじめいろいろな人の夢が登場しますが、安田さんが見てみたい夢はありますか?
【安田】 ふっと思いついたんですが、それをこの場で言ったらとんでもないことになるのでやめておきます(笑)。インタビューにとても載せられないような夢なので……。
――話しても大丈夫な夢でお願いします……(笑)。
【安田】 サマージャンボ、ドリームジャンボ、年末ジャンボ、ロト6すべて当選する夢とかいいですね。ひとつだけじゃなくて、全1等で(笑)。
◆俳優個人とTEAM NACSメンバーとしての意識の違い
――TEAM NACSのメンバーとしても活躍されていますが、個人での活動時とは気持ちの違いをどんなところに感じますか?
【安田】 TEAM NACSではおバカなこともすれば、舞台で真剣なお芝居もやっています。その延長線上に今の自分の仕事への取り組み方があるのかなと。なので気持ちの違いというのはないかもしれません。華やかで憧れるような世界や、素敵だなと思える時間をお客様に感じて欲しくてやっていますが、本番までの作業や準備は地味だし大変なことも多い。それでも大人たちが睡眠時間を削ってぶつかり合いながらおもしろいものを作ろうと思えるのは、それを楽しみにしてくださるお客様がいるからです。その想いは、TEAM NACSでもひとりで役者として活動しているときも同じです。
――TEAM NACS時代からずっと応援しているファンの方もたくさんいますしね。
【安田】 ここまで長く応援してくださっている方々に対して、言葉にならないほどの感謝の気持ちがあります。ドラマに出演していても、テレビの向こう側にいるファンの方をどこか意識する部分はありますし。もちろんいろいろな出逢いや縁で現場に呼んでいただくことも多いので、そういった方々にも感謝しつつ、根底にあるのはやはりお客様なんです。TEAM NACSのようなオッサンたちを長く応援してくださるなんて感謝の気持ちしかないですから。
――TEAM NACSのメンバーとは、それぞれのお仕事で現場で会うことも?
【安田】 全員が全国各地バラバラで仕事することも多いですから、現場で会うことはほとんどないですね。
――舞台でご一緒のときはどんなお話をされるんですか?
【安田】 これだけ長く一緒にやっていますので、それぞれの距離感を保って過ごす感じです。TEAM NACSのことをそれぞれが大事にしつつ、お互いの現場での過ごし方を尊重しているというか。なので、話をしたくないときは、まったく話さなかったりすることもありますが、自分たちのモチベーションとしてTEAM NACSを続けていきたいという気持ちは変わらず持っています。
◆どんなに忙しくても北海道での仕事はやっていきたい
――TEAM NACSの活動ににじみ出ていると思うのですが、故郷・北海道への想いはやはり特別なものがありますか?
【安田】 もちろんです。北海道への思いを活字にしてしまうと、自分の気持ちがあふれ出てしまうのではないかというぐらいあります。たとえば20〜30代で「僕は北海道の人間です」と声高に叫んだ人間が、40代になって結婚して子どもを産んで東京に住んだとしても、北海道への想いが変わったのかというとそうではないですよね。突き詰めて考えたら、仕事があるところに人は住むわけで、生まれた場所が故郷というのは変わらない。自分にとって故郷が大事という気持ちはみんなと同じです。ただ“北海道への思いを大事にしている”という部分をファンの方が応援して支えてくださっているところもあるので、その気持ちはこれからも忘れずに大事にしていきたい。どんなに忙しくても北海道でのお仕事はやっていきたいと思っています。
――今回は声優にチャレンジしていますが、他にやってみたいことはありますか?
【安田】 現場まで自転車で通いたいです。自転車を漕いでいると余計なことを考えなくていいですし、楽しいんです。人にぶつからないように注意して走っていれば現場まで何も考えずにいられますから。
――安田さんご自身がこんなふうになりたいと思う願望はありますか?
【安田】 取材の一つひとつの質問に真摯に向き合って答えていける自分でありたいです(笑)。
(文:奥村百恵)
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2016/04/21