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レイチェル・マクアダムス、オスカー受賞作「特別な作品」 来日インタビュー

 『第88回アカデミー賞』で作品賞&脚本賞を受賞した映画『スポットライト 世紀のスクープ』(15日より公開中)のプロモーションで初来日した米女優レイチェル・マクアダムス(37)。『きみに読む物語』『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』で見せた親しみやすい笑顔が印象的だが、同作ではその笑顔を“封印”し、性的虐待を受けた被害者に寄り添うように話を聞き出す記者を演じている。

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 同作は、神父たちによる児童への性的虐待を、カトリック教会が組織ぐるみで隠蔽してきた事件を追ったボストン・グローブ紙の記者たちの実話を映画化。マクアダムスは、地道で粘り強い取材を身上とするチームの紅一点サーシャ・ファイファーを演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。

 役を演じるにあたり、「ジャーナリストは役者と似ている」と感じた。「役者は“演じている”って思われがちだけれど、いろんなことを知っていく作業でもある。演じている人物、世界の持つ真実になるべく近づこうとするし、演じている人物に近づこうとする部分にパラレルを感じた。それは、実際のジャーナリストたちも同じように感じてくれたみたい」。

 ファイファー本人に会って“取材”した経験が役作りに生かされ、「サーシャと共通しているのはリサーチが大好きだというところ。ただ、彼女自身も取材をする方だから、なかなかお互いの取材者としてのマインドをオフにするのが難しかった」と苦労も学んだ。

 被害者たちに会って話を聞くシーンでは、つらい思いに涙を流す相手に対して共感しようとせず、真摯に目を見ながら聞き役に徹した。「それもサーシャから学んだことです。彼女は思いやりのあるすばらしい聞き手。取材相手から、必要な部分だけを聞ければいいっていう人もいると思うけれど、サーシャは被害者の方々には可能な限り安全な場所を作り、話を聞こうとしたこところが大好き」と敬意を込める。

 来日記者会見では「脚本を読んだ時は、誰がこの映画を観るのだろうと思った」と正直な気持ちも明かしていたが、「自分が演じる記者たちと密に触れ合うことができて、これは特別な作品になると思った。サーシャとは、直接質問をぶつけられるような関係だったし、そこで聞いたものを直接演技に反映することができた。ある意味、役作りはすごく楽だった」と感謝。ほかのキャストも実在の記者たちと交流を持てた環境に「役者にとって夢のような状態だった。こういうことって二度と経験できない」と喜びをかみしめていた。



関連写真

  • 映画『スポットライト 世紀のスクープ』に出演するレイチェル・マクアダムス (C)ORICON NewS inc.
  • 親しみやすい笑顔でインタビューに応じてくれた (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『スポットライト 世紀のスクープ』に出演するレイチェル・マクアダムス (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『スポットライト 世紀のスクープ』に出演するレイチェル・マクアダムス (C)ORICON NewS inc.

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