人気アイドルグループ・乃木坂46の後輩で、6日にCDデビューを飾った欅坂46が17日午前、千葉・幕張メッセで自身初の全国握手会イベントをスタートさせた。会場の外には朝から長蛇の列ができ、所属レーベルは初の握手会としては破格の1万人の動員を見込んでいる。

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　イベント冒頭のミニライブは、デビューシングルとしては女性アーティスト歴代1位の初週売上26万1580枚を記録し、オリコン週間ランキング1位を獲得した「サイレントマジョリティー」で幕開け。メンバーを代表して菅井友香（20）が「最初に皆さんにお伝えしたいことがあります。4月14日、熊本県で大規模な地震が発生しました。被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。何かできないかメンバーで考え、本日は出入口に募金箱を設置させていただきました。ぜひ皆さまご協力、よろしくお願いします」と呼びかけ、ファンも拍手で応じた。

　全国握手会デビューとあってメンバーは緊張を隠しきれず、織田奈那（17）は「皆さん、こんばんはー！　あ、違った。こんにちは〜！　きょうは欅坂46の初めての個別…あ、違った全国握手会…」と何度も言い直して赤面。上村莉菜（19）は「去年までファンとしてここに来ていたので、1年後、（アイドルとして）ここに立ててすごくうれしいです」と感激。メンバーから感想を求められた渡辺梨加（20）は涙で言葉を詰まらせ「楽しんでいただけるように頑張りますので来てください」と初々しく意気込んだ。

　ミニライブではこのほか、今泉佑唯（17）＆小林由依（16）のユニット“ゆいちゃんず”の「渋谷川」など計6曲を披露。デビュー曲でセンターを務め、この日もソロ曲「山手線」を堂々と歌唱した最年少の平手友梨奈（14）は「きょうは楽しんでいきましょー！」と声を裏返しながら絶叫し、照れ笑い。「舞台裏では緊張していたんですけど、皆さんが温かくて緊張もほぐれました」と屈託ない笑顔を見せていた。