• ホーム
  • 映画
  • 宮迫博之、“アベンジャーズ声優”の肩書きに危機感

宮迫博之、“アベンジャーズ声優”の肩書きに危機感

 スパイダーマンの参戦が発表され、マーベル映画ファンの期待が高まる『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(29日公開)。その熱狂の中で、いま一つ浮かない顔をして取材に応じたのはお笑いコンビ・雨上がり決死隊宮迫博之。同作にも出演する米俳優ジェレミー・レナーが演じる「ホークアイ」ことクリント・バートンの吹き替え声優を務める。

 「なんでしょう…、能力の差が、ね。今度はスパイダーマンも出てくるって。そりゃ、(ホークアイの)嫁も心配しますよ。前作『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)で、奥さんが『もう、いいんちゃう?』って言ってた気持ちが、僕も大いにわかるようになってきました。ホークアイの弓もすごいんですよ。でも、ほかのメンバーはもっとすごい。アベンジャーズの中でやっていくのは、なかなか大変やろな、と思います。ホークアイがどんどん普通の人に見えてくるんですよねぇ」。

 力なく語る宮迫を見ながら思った。「ホークアイは、弓の名手という以外は普通の人間です」。たしかに、ホークアイは超人的な能力は何も持っていない。訓練によって人間の限界レベルの弓術やアクロバティックさを身につけたのに過ぎないのだ。それでも、かつては国際平和維持組織の諜報(ちょうほう)員として任務をこなし、アベンジャーズに参加してからはさまざまな仕掛けを施した矢を用いて人類滅亡の危機を救い、地球の平和に貢献してきた。超人たちの集まりの中に“すごい凡人”もいる。その多様性がアベンジャーズの魅力ではないだろうか。

 「でもね、新しいキャラクターがどんどん加わって、ホークアイが押し出されてしまうんじゃないか、と心配で仕方ない」という宮迫の気持ちもわかる。全世界共通のポスタービジュアルにも一言、「初登場のブラックパンサーと同じ扱いって、なんやねんと思って。ファルコンなんて飛んでるだけなのに、なんでキャプテン・アメリカの隣におるねん。なんか、悔しいです」と語気を強めた。

 今作は、これまで仲間として共に戦ってきたアベンジャーズが、アイアンマンとキャプテン・アメリカの2つのチームに分かれて繰り広げるスペクタクルに満ちた戦いと、エモーショナルな友情のドラマを描く。

 数々の危機を救ってきたアベンジャーズが、政府組織の管理下に置かれることを巡り、「一般市民を危険にさらしてしまった」という自責の念を持つアイアンマンは真っ先に賛成するが、「自らの行動は自らが責任を持つべきだ」という信念を持つキャプテン・アメリカは反対し、両者は対立。テロ事件の犯人として、キャプテン・アメリカの旧友が指名手配されたのを機に、アベンジャーズはついに分裂する。

 アベンジャーズのリーダーとして活躍してきたキャプテン・アメリカにはホークアイ、ファルコン、スカーレット・ウィッチ、ウィンター・ソルジャー(バッキー)、アントマンが賛同。一方、アイアンマンにはウォーマシンやブラック・ウィドウ、本作で初登場するブラックパンサー、能力など多くが謎に包まれているヴィジョン、さらに、超人気キャラクター、スパイダーマンが賛同し、映画史に残るであろう衝撃的な戦いを繰り広げる。

 「誰が最強なのかって、気になりますよね。同じチームにいたら戦うことないけど、エースと4番が対決したらどうなるか、とかね。それに、どっちが悪いってこともないけど揉める時って、ありますからね、特に男は。僕としては、早く仲直りしてもらって、アイアンマンのトニー・スターク(莫大な財産と発明の才能を持つ)に何か開発してもらいたいですね。でないと、本当にホークアイは追い出されますよ」。ホークアイの吹き替えも3作目。愛着が止まらないようだ。



関連写真

  • 宮迫博之。ホークアイの吹き替え声優を務めて3作目、映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開) (C)ORICON NewS inc.
  • ホークアイはキャプテン・アメリカを支持(左から)ホークアイ、スカーレット・ウィッチ、キャプテン・アメリカ、ウインター・ソルジャー(C)2016 MARVEL 
  • “問題”の映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)のポスター(C)2016 MARVEL 

オリコントピックス