人気アイドルグループ・AKB48の高橋みなみ（25）を送り出す『高橋みなみ卒業特別記念公演〜10年の軌跡〜』が8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた。最後は、わずか2人となった現役の1期生、小嶋陽菜（27）、峯岸みなみ（23）と3人だけでステージに残った。

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　派生ユニット・ノースリーブスとしても一緒に活動してきた3人は名残惜しげ。高橋は初期から妹のようにかわいがってきた峯岸に「泣いてるの？」といじると、「2人を残して去るのはつらいよ、同期として」と本音を漏らした。

　こじはるが涙で顔を歪めると、峯岸は「小嶋さんがヤバイと思う。私はあとちょっとは頑張れるけど、小嶋さんはもうそろそろヤバイと思う」と、かねてよりウワサされている卒業が現実的になっていることを指摘した。

　AKBグループ最年長、唯一の昭和生まれのこじはるは「どうしよう…」とポツリ。たかみなから「個別握手会で一緒にいる人いる？」と聞かれた小嶋が「いない」と即答すると、峯岸は「私が一生懸命人気出して、6部まで一緒にいる。ごめんね、いつも先に帰って」と反省し、観客を笑わせた。

　1期生最後の卒業生となるつもりだった高橋は「先に卒業するとは思いませんでした」としみじみ。しんみりしかけたところで、こじはるは「ねぇねぇ最後に一つ言ってもいい？」と何かをたくらんでいるような表情を浮かべ「言わなくていいよ」と制する峯岸を振り切り、「たかみな、頭にごはんつぶ付いてるよ」といたずらっぽくニッコリ。たかみなは「ごはんつぶ？　ホントに？　ウソでしょ？　ウソだぁ！」と、まさかのラストに絶叫した。