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スキャンダル余波 ハーフタレント“バブル”はじける?

 今年に入ってからの相次ぐスキャンダルで、ハーフタレントたちに“逆風”が吹いている。一連のベッキー騒動はいまだくすぶり続けているし、ここにきてショーンKこと川上伸一郎の経歴詐称問題、さらには自称“アイリッシュアメリカン=ジャパニーズの父と台湾=日本の母に生まれた”ことへの疑惑も噴出。もちろん、全てがそうであるわけではないのだが、ハーフタレント自体のイメージ低下は避けられず、キャスティング面で厳しくなることは間違いないだろう。バラエティ番組を中心とした空前の“ハーフタレントブーム”は、縮小してしまうのだろうか?

■若槻千夏、鈴木奈々…ベッキー“後釜”は脱ハーフタレント?

 近年のバラエティなどにおけるハーフタレントの活躍は周知の通りだが、“バブル期”に入り乱立したことで、そもそも今後は縮小・淘汰されていくのではという見方もあった。例えば、4月2日放送の『有吉大反省会』(日本テレビ系)でも、水沢アリーが「もういじってない」(=過去に美容整形していた)と告白。かつてのグラビアアイドルがしばらくテレビで見ないと思ったら整形告白をして話題になるという図式と同じで、水沢も“ぶっちゃけキャラ”として起死回生を図ったとして、ハーフタレントもそこまで来たかとネットなどで話題を集めた(ちなみに水沢は8分の1)。

 その状況下における、年明けからのハーフタレントの騒動の数々。ブーム終焉とは言わないまでも、例えばキャスティングなどの面において、ハーフタレントの活動に暗い影を落としたことは間違いないだろう。それを象徴する出来事としてあげられるのが、いわゆるベッキーの“後釜”の話題。多数のレギュラー番組を持っていたベッキーが活動自粛した今、その後釜に誰が座るのかと度々取りざたされるが、あがる名前は若槻千夏、指原莉乃、鈴木奈々といった面々なのだ。なぜ、他のハーフタレントの名はあがらないのだろうか。
「今回のベッキー事件でスポンサーさんも迷惑を被ったわけですし、様々なキャラを取り揃えてるハーフタレント枠といっても、世間のイメージは単純に“ハーフ”でしかありません。イメージをダウンさせたタレントと同じ雰囲気を持つタレントは、やはり企業もキャスティングしづらいと思いますよ」(バラエティ番組制作会社スタッフ)

■ハーフタレント乱立のバラエティ 今後は“通常営業”に

 こうなると、幅広い層から好感度の高いローラあたりが最後の砦になりそうだが、ローラ自身はモデル活動やバラエティ番組におけるMCなどはもちろん、映画『バイオハザード』シリーズ新作でハリウッドデビューを果たすなど、ハーフタレントの枠を超えた独自の立ち位置を築いている。また、ホラン千秋や春香クリスティーンもすでに“知的キャラ”を確立しているし、現在、産休中のSHELLYにしても、復帰後は“ママタレ枠”への進出が考えられる。マギーやトリンドル玲奈は依然、“キレイ・カワイイ系”ハーフの代表格をキープしているし、モデル・ファッション業界においては、ハーフに対する需要は今後もなくなることはないだろう。

「確かに一時期のバラエティ番組では、ハーフだったら誰でも使っちゃえ!という乱暴なノリがありました。しかし今は、ハーフタレントでも残る人は残るし、消える人は消えるという“通常営業”に戻った感じですね。ポスト・ベッキーと言っても、ベッキーさんが切り拓いたハーフタレントブームも、その後はローラさんやSHELLYさん、トリンドルさんなどに引き継がれて、それぞれちゃんと自分のポジションを獲得しています。わざわざベッキーさんの後釜を探して火消しをすることもない。言ってしまえば、ポスト・ベッキーはもうすでにいるし、必要ないんじゃないですか」(前出・スタッフ)

 ある意味“バブル”が去って、“成熟”の域に入ったとも言えるハーフタレント業界。実力のあるタレントは残るし、なければ普通に淘汰されるという、芸能界ではごく当たり前の健全な状態に戻ったとも言えそうだ。今後、ハーフタレントが急に消えるということもあり得ないだろうが、スキャンダルの余波はハーフタレント乱立に確実に“待った”をかける材料になっていきそうだ。



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