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神田うの、社会は“戦場” 女性に辛口エール「主張するなら殿であれ!」

 10代はモデルとして、20代からはデザイナーやプロデューサーとしてファッション業界と長く関わってきた、タレントの神田うの(41)。そんな彼女が成功の秘けつを初めてつづった著書『女も”殿”であれ!〜UNO式サクセスルール〜』(講談社 1200円)が5月10日に発売される。ORICON STYLEでは神田にインタビューを敢行し、そのキャッチーなタイトルの意図に迫った。

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■幼少期から“担がれ気質” 30過ぎて姫から殿へ
 3月28日という早生まれのため、周りの同級生と比べて体が小さかった。「みんなより頭一個小さいんだけど、騎馬戦とかでも帽子をヒョッと上から取って、いつも最後まで残っていました。立候補するわけじゃないんだけど、いつも一番上に担がれてましたね」。また「美しく生きなさい」という父の教えも忠実に守ってきた。小学生時代のエピソードを振り返る。「転校先の学校に、いじめられっ子がいたんです。その子がかわいそうだなと思って、ホームルームの時に思い切って『○○ちゃんがいじめられていて、おかしいと思います!』と言ったら、いじめがなくなってクラスが和気あいあいになったことがあったんです」。幼少期から心の中に“殿”を飼い、時には強く、時には優しく周りを引っ張ってきた。

 14歳でモデルとしてデビューし、19歳で芸能界へと進出。しばらくは“姫”の愛称で親しまれてきたが、20代半ばでビジネスの世界に足を踏み入れて試行錯誤を繰り返すうち、周りの声に変化が現れた。「30歳を過ぎて、仕事とかでも少しずつ力がついてきた時に、周りのみんなから『最近、姫の枠を越えているよね』って言われた。姫っていうと、本当にかわいくて守ってあげたいってイメージだけど、ある意味では何もできませんということ。でも、仕事の上ではデザインを私が全部決めて、それで動いているわけですから、一国一城の主じゃないですけど、そういう意識もすごく出てきて、芽生えてきましたね」。厳しいビジネスの世界を勝ち抜くため、“殿”として生きていく覚悟を決めた。

■男社会で生き抜くために…あえて“辛口”エール
 ビジネスの世界に身を置くと、否が応でも“男性中心の社会”を痛感する瞬間がある。「やっぱり、世の中男性社会ですから。だから、どうしても姫に戻らざるをえない時もある。肉体の違いとかあるから、そこは仕方ない」。その上で、神田は「私は、男性と同じ土俵で戦おうとは思っていません。ただ、社会人として自分が主張するのであれば、やっぱり女性も『殿であれ!』と思う。殿でいることが、ある意味で本当の平等であると思うんですよね」と同書のタイトルにこめた思いを明かした。

 家から一歩外に出ると、そこには社会という“戦場”が待ち受けている。そのため、あえて女性にも厳しく物申す。「本当に平等だったら、お食事に行った時に、男性でも女性でも割り勘だと思うのですが、『男性がごちそうするのが当たり前』って思っている女性もいる。その割に『男女平等』を主張するのは、ズルいなって。だから殿は難しくても、せめて“侍”にはなろうよって思いますね」。もちろん、女性が声を上げにくい現状に理解を示す。「この男性社会の中で、女性が『私はこう思います!』強く言っちゃうと嫌われちゃうんですよね。だけど、私は自分の意見を言っていきたい。この本を通して、こういう考えを持っている女性がいるんだよっていうのを知ってもらえたら、働く女性にとってもっと生きやすい世の中になるのかもしれない」。自分の信じた道をまっすぐと、神田はきょうも“殿”としてパワフルに活動を続けていく。

神田うの
1975年神奈川県出身。幼少期はクラシックバレエで活躍し、14歳で芸能界デビュー。平成7年度ゴールデン・アロー賞新人賞(芸能)受賞。タレント活動と並行して、ドレスや振り袖、ジュエリー、ストッキングなどのデザインをプロデュースし、ファッション業界でも活躍中。現在フジテレビ系『ノンストップ!』木曜レギュラー出演中。




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  • 女性に「主張するなら殿であれ!」とエールを送った神田うの (C)ORICON NewS inc.
  • 5月10日に著書『女も“殿”であれ!〜UNO式サクセスルール〜』を発売 (C)ORICON NewS inc.
  • ORICON STYLEのインタビューに応じた神田うの (C)ORICON NewS inc.
  • ORICON STYLEのインタビューに応じた神田うの (C)ORICON NewS inc.

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