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狂言師の野村萬斎と歌舞伎役者の市川猿之助が、映画『花戦さ』(2017年公開)で共演することが5日、わかった。ジャンルは違えども、日本を代表する伝統芸能の継承者である萬斎と猿之助が共演するのは、今回が初めて。野村は、花を生けることで戦乱に生きる人々の心を救う花僧・池坊専好、猿之助は、専好と対立する事になる天下人・豊臣秀吉を演じる。 文禄3年(1594年)、池坊専好が豊臣秀吉に前田利家邸で披露したといわれる「大砂物」(全幅7.2メートル、高さ3.5メートルに及ぶ立花)から生まれた伝説に着想を得た、鬼塚忠氏の小説『花いくさ』(KADOKAWA刊)。これまであまり知られることのなかった初代・池坊専好という花の名手と千利休の友情と、戦国時代において京都の町衆である六角堂にいる花僧が、彼らの代表者として、時の権力者である豊臣秀吉の乱心に、刃ではなく、花をもって相手を仇討した物語に製作サイドが感銘を受け、映画化が実現した。

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