人気アニメ『機動戦士ガンダム』の主人公アムロ・レイを演じた声優の古谷徹、シャア・アズナブルを演じた池田秀一が4日、都内で行われた劇場版シリーズ20作目となる『名探偵コナン　純黒の悪夢（ナイトメア）』（16日公開）の完成披露試写会に出席。作品の垣根を超え「久々に共演した」という二人は、息の合ったアフレコ時を振り返った。

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　世界的犯罪組織「黒ずくめの組織」をテーマにした同作で、古谷は物語の鍵を握る安室透役、池田は凄腕スナイパーの赤井秀一を演じる。古谷は「久しぶりに対決させていただいて、池田さんだけには負けたくないと思って熱く燃えてやらせていただいた」と満足げに回顧。

　まるで『ガンダム』の名シーンを彷彿とさせるような、二人のキャラクターが殴りあうシーンもあると明かし「安室はボクシングが好き。右ストレートが入ったときは、思わず『シャア！』と言ってしまった」と古谷。一方で池田も「ぶったね？」とアムロの名セリフをアドリブに取り入れたといい、「久しぶりに古谷さんとがっぷり四つを組んで、できたのでとてもうれしかった。きっといいシーンになってる。ご期待ください」と確かな手応えをにじませた。

　イベントにはそのほか、高山みなみ（江戸川コナン役）、山崎和佳奈（毛利蘭役）、小山力也（毛利小五郎役）、天海祐希（謎の女性役）が出席。レギュラー声優陣たちも古谷と池田の演技に「息ぴったり」「すごいカッコよかった」と絶賛。二人の大ファンだという天海は「共演できて、もう本当に感激です」と目を輝かせていた。