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TAO、“自分らしさ”を武器にハリウッドで勝負「私が演じる意味をもたせたい」

 2大ヒーローによる世紀の対決を描く映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(公開中)。映画『ウルヴァリン:SAMURAI』のヒロイン役でハリウッドデビューし、本作に唯一登場する日本人女優・TAOに、2大ヒーローの“素顔”や、今後の女優としての抱負を聞いた。

 TAOは14歳の時に日本でモデルデビューし、その後パリコレをはじめミラノ、ロンドン、ニューヨークとファッションモデルとして世界中で活動。2009年にはアジア人では異例となるラルフローレンの広告モデルにも選ばれるなど、アジアを代表するモデルとして活躍する。13年には映画『ウルヴァリン:SAMURAI』のヒロイン“マリコ”役に抜てきされ、その後もテレビシリーズ等へ出演してきた。

 本作へは、バットマンとスーパーマンの影で不穏な動きを見せる謎の男、レックス・ルーサー(ジェシー・アイゼンバーグ)の秘書、マーシー・グレイブス役で出演。『ウルヴァリン:SAMURAI』を観たザック・スナイダー監督から声がかかり、出演が決定した。

 凛とした強さの一方でどこか危なげな印象を醸し出す姿が印象的なグレイブスは、「レックス・ルーサーの右腕で、ミステリアスで、レックスのビジネスについてはほぼ把握をしているけれど、口を出したり疑問を問いかけたりすることなく支える女性」。メガネをかけたTAOの写真を気に入ったスナイダー監督の希望で劇中ではメガネをかけ、「顔が隠れちゃうかなと思ったけれど、これはこれで印象的」とグレイブスを作り上げた。

 スーパーマンを演じたヘンリー・カビル、バットマンを演じたベン・アフレックなどハリウッドを代表するスターたちがスクリーンで熱い火花を散らしているが、TAOはカメラには映らない“素顔”も明かしてくれた。

 ヘンリーの性格について、「常にスーパーマンで優しくてジェントルマン。現場でテーブルを動かしてそこから物が落ちたとき、近くにいいたヘンリーが手を出して助けたのですが、マントが広がって実在するスーパーマンみたいだった。そういう優しさがこのスーパーマンにも出ていますよね」。

 アフレックについても「自身も監督をするクリエーターなので、自分のテイクをガッツリとチェックをするタイプ。常に自分のことを見ていたので、ザックも身の引き締まる現場だったんじゃないかなと想像しています」とイメージを膨らませた。

 そんなスターたちとの共演が実現した本作へ出演したからこそ、新たな問題にも直面している。「アメリカでも取材を受けさせていただく機会があったとき、政治的な疑問を問いかけられた時もあります。その時、初めてアメリカの文化とも言える大作に関わって、アジア人の自分が出るということを改めて考えないといけないって思いました」。

 「大作に出られることはすごくうれしいけれど、ファンタジーだからアジア人の私がフィットしている。将来的にはリアルな作品にもっとチャレンジできるような女優さんになれたらいいな」と目標を抱き、そのために「自分らしさでどこまで勝負できるかなっていうのがポイント」と明確に分析をしている。

 「例えば、オーディションを受けるときにアメリカ人の考える怒り、悲しみの表現は日本人とはちょっと違います。こういう表現をしてほしいんだろうなってわかるけれど、それは私じゃない。私が演じる意味をもたせられるなら、自分のカルチャーがでてしまうけれど、日本人らしい悲しみや怒りの表現をして、それを評価していただける人に出会えたら本望かな」。



関連写真

  • 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に出演しているTAO (C)ORICON NewS inc.
  • マーシー・グレイブス役で出演(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENTINC.,RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
  • 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に出演しているTAO (C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENTINC.,RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC

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