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森川葵、『A-Studio』起用は人生のターニングポイント「新しい自分を知ってもらうチャンス」

 笑福亭鶴瓶の司会による人気トーク番組『A-Studio』(TBS系)で、これまでに本田翼、波瑠、早見あかりらが務めてきたアシスタントが、この4月から森川葵になる。実力派若手女優として変幻自在の演技は高く評価されているが、トークの仕事は初めて。緊張しっぱなしだったという初収録の直後に、今の心境とこれから先への意気込み、さらに森川にとっての人生のターニングポイントについても聞いた。

◆実は人と話すのは得意じゃないです

――まだ緊張が解けないようですが、MCの仕事に興味はあったんですか?
【森川】 女優としての演技以外の仕事もやってみたいと思っていました。20歳になったので、これまでの自分の殻を破るような新しい分野に挑戦していきたいです。

――そんななかで『A-Studio』のアシスタントに決まったんですね。
【森川】 オーディションを受けました。そのとき「人は好き?」「人と話すのはどう?」と聞かれたんです。私、正直に言おうと思って「人と話すのは得意じゃないです」「普段あまり人と会いません」と答えました。

――MCのオーディションなのに(笑)。
【森川】 だからダメだろうと思っていたんですけど、選んでいただけました。受かったあとで、“ほんわかしたたたずまい”という素の表情とのギャップ、自分の言葉で意思を伝えようとする姿勢が評価されたと聞きました。

――普段は友だちともあまり話さないそうで。
【森川】 自分も話さないし、相手も話さない。友だちといるのにみんなわりと無言です(笑)。たまに話が止まらなくなるときもありますけど。

――初収録はだいぶ緊張しているように見えました。
【森川】 緊張しました。楽屋にいたときはそうでもなかったんですけど、オープニングの扉の裏に立った瞬間、「ああ、今から始まるんだ……」と思ったら、急にドキドキし始めました。手汗がすごかったです。こんなに手汗をかいたのは、人生で初めてじゃないか……というぐらいに(笑)。

――収録が進むに連れてリラックスしてきました?
【森川】 2回目のゲストが坂口健太郎さんだったので、知っている人ということで、ちょっとだけホッとしました。でも、まだ全然リラックスはできないです。ゲスト側の坂口さんから「緊張している?」と言われちゃうぐらいだったので。実は今もまだ緊張していて、うまく話せません……。

――今後は番組収録が楽しくなりそうな気はしました?
【森川】 今はお話を聞いて頭に入ってはきますけど、どちらかというと緊張のほうが勝ってしまって。気持ちがどこか違うほうに向いてしまう瞬間もありました。もっと自然にゲストの方のお話が聞けるようになれたらいいなと思いました。

◆話を聞く空気を純粋に楽しみたい

――最初の収録に向けて、何か準備はしたんですか?
【森川】 なにも準備しないようにしてました。女優として撮影に臨むときも同じなのですが、自然体でいるように、考えすぎないようにしています。

――女優としての森川さんは役ごとに印象がまったく違うことで知られていますが、事前にいろいろ考えて臨んでいるわけではないのですね。
【森川】 演技でもプランはとくに考えず、台詞だけ覚えていくことが多いです。考えて行くと、その考えに引きずられる気がするので。なるべく現場に行ってから考えるようにしています。

――MCの笑福亭鶴瓶さんとは初共演でしたが?
【森川】 はい。(ゲスト関係者の)取材のときに初めてお会いしました。

――テレビで観ていた印象との違いはありました?
【森川】 まったくなかったです。お会いすると、なんでも受け入れてくださる感じというか、包容力がすごいと思いました。初めて会った瞬間から「森川」と呼ばれて。もう何回か会っていたんじゃないかという気持ちになりました。

――収録でも「娘みたいな」という言い方をされていました。
【森川】 うれしかったです。まだ3回ぐらいしかお会いしていないのに。アシスタントを務めるうえでのアドバイスはとくになかったんですけど、「大丈夫だよ」と言っていただき、安心できました。

――初収録の反省を踏まえて、今後はどう臨みたいと?
【森川】 もっと落ち着いて臨めたらと思います。自分が話すわけでなくても、鶴瓶さんやゲストの方の話を聞く空気を、もっと純粋に楽しめたら。バラエティが初めてでまだ緊張してしまうのですが、早く慣れるようにがんばりたいです!

◆今後の演技の仕方や役への入り方に繋がっていく

――女優業にも『A-Studio』での経験は活きていきそうですか?
【森川】 そうですね。いろいろなジャンルの方の話をたくさん聞けるので。「この人のこういう目線からだと、こういうふうに見えるんだ」ということがわかると思います。自分の考え方だけでなく、「この人ならこういうふうに考えるんだ」と、違う目線でのものの見方をたくさん知ることができると思うので、きっと今後の演技の仕方や役への入り方に繋がってくる気がします。

――「話すのは苦手」という森川さんも、演技だと役柄によってはポンポン話しますよね。「プランはとくに考えず」とのことでしたが、役に入ると自然にそうなるんですか?
【森川】 ちょっとだけ「声のトーンはこうしていこう」とか考えたりはします。でも、そんなにいろいろ事前に考えるわけではないです。役は、撮影現場に入って感じたことを監督さんと話し合って作っていくことが多いです。

――おしゃべりな役が来ても、別に苦労することはなく?
【森川】 台詞は大丈夫です。自分の言葉で何かを話すのが怖くて、苦手なんです。

――いわゆる“女優体質”なのでしょうか?
【森川】 いえ、たぶんずっと役というものに頼って、4年ぐらい生きてきたから。この4年で、自分の言葉を発するのが怖くなってきてしまったんだと思います。

――それだけ女優業に打ち込んできた裏返しで。
【森川】 打ち込んだというより、単に役以外であまり人と話さないので。いつの間にかそういうふうになっていった感じです。でも、急にスイッチが入って、しゃべり出してとまらなくなることもあるんですけど(笑)。

――今後、ゲストに来てほしい人はいますか?
【森川】 橋本愛さんと仲がいいんですけど、一緒にいても、どう育ったらあの落ち着きが出るのか、わからなくて(笑)。自分で取材して調べて、鶴瓶さんにいろいろ聞き出していただいて、彼女のことをもっともっと知りたいです。

――『A-Studio』ではゲストの人生の転機が話題になることがありますが、森川さん自身にはそういう転機はありましたか?
【森川】 高校に入ったときです。中学は小学校からの友だちがいる地元だったんですけど、高校では自分をやり直そうと思って、あえて遠い高校に入りました。自分で作ったターニングポイントはそこかなと思います。

――森川さんは役によって印象がまるで違うぶん、自身の素が垣間見えない女優さんでもあるかと。『A-Studio』では素の森川さんも出てきそうですか?
【森川】 たぶん、すごく出てしまうと思います。新しい自分を知ってもらうチャンスですけど、これから自分が役でドラマに出ていても「森川葵だ」と思われてしまうかもしれない。それが良いことかどうか今の私にはわかりません。でも、絶対に私の人生のターニングポイントになるので、チャレンジしていきたいです。
(文:斉藤貴志)

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