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フジ「ノイタミナ」の新作をAmazon「プライム・ビデオ」に包括提供

 フジテレビは17日、4月から自局のアニメ枠「ノイタミナ」(毎週木曜 深0:55〜1:25)で放送する新作を、Amazonが日本及び海外で運営するAmazonプライム会員向け見放題・映像配信サービス「プライム・ビデオ」に対し、独占かつ包括的に提供することを発表した。

4月7日スタートの『甲鉄城のカバネリ』を皮切りにフジテレビのアニメ「ノイタミナ」の新作をAmazonプライム会員向け映像配信サービス「プライム・ビデオ」に包括提供(C)カバネリ製作委員会

4月7日スタートの『甲鉄城のカバネリ』を皮切りにフジテレビのアニメ「ノイタミナ」の新作をAmazonプライム会員向け映像配信サービス「プライム・ビデオ」に包括提供(C)カバネリ製作委員会

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 毎話放送直後の木曜深夜3時以降、プライム・ビデオを通じて日本で独占配信、海外でも順次配信、また、各作品の第1話に限り放送に先駆け、放送前日の水曜深夜0時からプライム・ビデオで配信される予定。Amazonを通じて包括的にコンテンツを海外独占配信する試みは、日本の放送局としては初となる。

 最初に提供される新作は、4月7日スタートの『甲鉄城のカバネリ』。アニメ『進撃の巨人』の荒木哲郎監督とWIT STUDIOがタッグを組んだ注目作。

 ノイタミナは2005年4月に設立され、これまで幅広いジャンルのアニメを制作・放送。人気漫画をアニメ化した『ハチミツとクローバー』『のだめカンタービレ』などがヒットしたほか、オリジナル作品の『東のエデン』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『PSYCHO-PASSサイコパス』を劇場化まで発展させるなど、昨今のアニメ人気を牽引してきた。現在、同局のほか18局にて放送中。

 フジテレビ執行役員総合開発局長の清水賢治氏は「ノイタミナのコンテンツを海外でほぼ同時配信することは、『フジテレビアニメ』のブランディングを高める重要な取り組みと捉えています」とし、アニメにとって重要なマーチャンダイジング事業も合わせて多角的な市場展開を視野に入れた、長編劇場アニメやシリーズ作品の制作などにも積極的に取り組んで行く方針だ。

 プライム・ビデオなどのサービスを含むAmazonプライムは年会費3900円(税込)で、ショッピングのほかさまざまな会員特典が利用できる。

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