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溝端淳平、本格時代劇初主演 ジュノンGPから10年で芽生えた覚悟

 俳優の溝端淳平(26)が、NHK・BSプレミアム時代劇『立花登青春手控え』(5月13日スタート 毎週金曜 後8:00)で、本格時代劇ドラマの初主演を務める。念願だったという本格時代劇への意気込みや、今年で10年目となる芸能活動に取り組む意識の変化まで、ORICON STYLEのインタビューにじっくりと語った。

 藤沢周平氏の『獄医 立花登手控え』が原作の同作は、溝端演じる純粋で正義感の強く獄医として働く若手医師が主人公。獄中で囚人たちと出会うことによって起きる様々な事件を、見事な推理力と起倒流の柔術で解決していくという、一話完結型の物語となっている。

 時代劇への出演が念願だったという溝端は「おばあちゃんが『水戸黄門』とか『暴れん坊将軍』が好きで一緒に観ていた。デビューしてから『いつかやりたい』っていう気持ちがずっとあったので、オファーをいただいた時はすごくうれしかったですね」と大喜び。これから約3ヶ月間、京都での撮影に臨むことになるが「京都の撮影所は、東京とは違った時間の流れ方をしていると思うので非常に楽しみ。初めてのことだらけで不安もありますが、初心を思い出してやりたい」と気持ちを引き締めた。

 溝端にとって2016年は、芸能界デビューのきっかけとなった「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でのグランプリから10年という大きな節目となる。これまでの活動を「天海祐希さんや阿部寛さんなど、素人時代にテレビで見ていた方々と一緒にお仕事をさせていただいているのが、不思議だった」と回想。「ジュノンボーイでデビューした10代の頃は、一気に視野が広がって『スゴいね』って言われるのが楽しかった。街を歩いている時に、ちょっとでも気付かれたいみたいなのがありましたね」と、かつての自分を恥ずかしそうに振り返り、頭をかいた。

 「有名になりたい」という漠然とした目標をエネルギーに、目の前の仕事をひたすらこなしていった溝端だが、最近になって心境の変化があったと明かす。「これまではオンエアを観て『こういう番組に出てる!』っていう気持ちだったんですけど、今は反省の方が大きいです。藤原竜也くんとか、吉田鋼太郎さんと舞台で共演してからは“現場”でお芝居をしている方が楽しい。天海さんや阿部さんもそうなんですが、長い目で見たときの先輩方の生き方がカッコいいなって尊敬しています。だから、今は地に足の着いた俳優になりたい」。魅力的な先輩俳優たちとの交流を経て、具体的で芯の通った目標が芽生えた。

 そんな中で、今回の時代劇初主演が決定。共演者には、平祐奈高畑裕太といったフレッシュな顔ぶれから、石黒賢鷲尾真知子宮崎美子古谷一行といったベテランまで豪華キャストがズラリと並ぶ。溝端は「こんなに名優の方がいらっしゃる中で、主演をやるのは初めて」と恐縮しながらも、更なるステップアップに向けての意欲を燃やす。「先輩たちと一緒にいて『板の上に立った時は、初めて観るお客さんもいるから、どんなに体調が悪くても全力で出しきってやらないとダメだ』と学んだ。今回は、試されているなって感じます」。20代後半に差し掛かり、演技にも脂が乗り始めた溝端の新たな挑戦が始まる。



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