俳優の佐藤浩市(55)が7日、都内で行われた映画『64-ロクヨン-前編/後編』完成報告会見に出席。主演を務めた本作の撮影について「久々に身を削りました。これだけのメンバーと毎回毎回対決シーンが、自分のなかでこの映画に対する期待感と一緒に膨らんでいって、刀傷をずいぶん負いながらゴールまでいった」と振り返った。
撮影の前には、佐藤演じる県警警務部の広報と対立する記者クラブの記者を演じた瑛太(33)に「全力で来い、受け止めるから」と声をかけたエピソードが披露され、佐藤は「自分自身を鼓舞したいという気持ちもあった」と意図を説明。白熱した演技の結果、せりふをしゃべる瑛太のつばが顔に飛んでしまったといい、佐藤は「瑛太ファンだったらたまらないんでしょうけれどね」と笑っていた。
同作は、『半落ち』などの原作者・横山秀夫氏(59)の同名小説を映画化。平成へと年号が変わる直前の昭和64年に起きた未解決の誘拐事件「ロクヨン」をめぐり、県警警務部の広報官を主人公に警察内部の対立や県警記者クラブとの衝突などを浮き彫りにしていく。
原作者の横山氏は「瀬々(敬久)監督や佐藤浩市さんは、原作を凌駕したという余裕しゃくしゃくな表情でおられますけれど、私自身は活字の人間ですから超えられたとは微塵も思っておりません」と原作者の意地を見せる。しかし、「本物の人間たちが本気でものをつくるとすばらしい、すさまじい映画が出来上がったことに感服いたしました。本当に手強い相手」と称賛していた。
そのほか、綾野剛(34)、榮倉奈々(28)、夏川結衣(47)、緒形直人(48)、窪田正孝(27)、坂口健太郎(24)、椎名桔平(51)、滝藤賢一(39)、奥田瑛二(65)、仲村トオル(50)、吉岡秀隆(45)、永瀬正敏(49)、三浦友和(64)が出席した。前編は5月7日、後編は6月11日公開。
撮影の前には、佐藤演じる県警警務部の広報と対立する記者クラブの記者を演じた瑛太(33)に「全力で来い、受け止めるから」と声をかけたエピソードが披露され、佐藤は「自分自身を鼓舞したいという気持ちもあった」と意図を説明。白熱した演技の結果、せりふをしゃべる瑛太のつばが顔に飛んでしまったといい、佐藤は「瑛太ファンだったらたまらないんでしょうけれどね」と笑っていた。
同作は、『半落ち』などの原作者・横山秀夫氏(59)の同名小説を映画化。平成へと年号が変わる直前の昭和64年に起きた未解決の誘拐事件「ロクヨン」をめぐり、県警警務部の広報官を主人公に警察内部の対立や県警記者クラブとの衝突などを浮き彫りにしていく。
原作者の横山氏は「瀬々(敬久)監督や佐藤浩市さんは、原作を凌駕したという余裕しゃくしゃくな表情でおられますけれど、私自身は活字の人間ですから超えられたとは微塵も思っておりません」と原作者の意地を見せる。しかし、「本物の人間たちが本気でものをつくるとすばらしい、すさまじい映画が出来上がったことに感服いたしました。本当に手強い相手」と称賛していた。
そのほか、綾野剛(34)、榮倉奈々(28)、夏川結衣(47)、緒形直人(48)、窪田正孝(27)、坂口健太郎(24)、椎名桔平(51)、滝藤賢一(39)、奥田瑛二(65)、仲村トオル(50)、吉岡秀隆(45)、永瀬正敏(49)、三浦友和(64)が出席した。前編は5月7日、後編は6月11日公開。
コメントする・見る
2016/03/07