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『同級生』『ミルキィホームズ』超小規模公開アニメがスマッシュヒット

 思春期に揺れる男子高校生のピュアな想いを描いた劇場アニメ『同級生』が、全国30館という小規模公開ながら上映開始から11日で興行収入1億円を突破する健闘をみせている。客層はほぼ女性。一方で、先月27日から全国11館で公開された『劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ〜逆襲のミルキィホームズ〜』は土日2日間の興行収入が1600万円を突破。1館あたりのアベレージとしては150万円となりスクリーンアベレージ(SCR/1スクリーンあたりの興行収入)で1位を獲得した。

劇場アニメ『同級生』(左)、『劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ〜逆襲のミルキィホームズ〜』(右) (C)中村明日美子/茜新社・アニプレックス (C)劇場版ミルキィホームズ製作委員会

劇場アニメ『同級生』(左)、『劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ〜逆襲のミルキィホームズ〜』(右) (C)中村明日美子/茜新社・アニプレックス (C)劇場版ミルキィホームズ製作委員会

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 『同級生』は、2月20日の公開初週に動員2万3395人、興収3430万8700円をあげ、SCRは114万3623円(この週の1位)。2月14日の先行上映含めた累計動員数は6万8944人、累計興収は1億178万1100円(3月1日現在)となっている。3週目となる今月5日より劇場来場者特典の実施が決定。アニメ本編のカットを使用したポストカードを数量限定でプレゼントし、リピーター客を呼ぶ作戦でさらなるヒットを目指している。

 『劇場版 ミルキィホームズ』は2010年にゲームソフトとして展開後、テレビアニメ、小説、マンガ、ラジオ番組、声優ユニットまで、さまざまなメディアミックスを展開し、満を持して製作された劇場版アニメ。イベントの集客状況などを見ると20代、30代の男性ファンに支持されてきたコンテンツだったが、劇場には声優ファンと見られる若い女性客も来場し、興行を後押し。スマッシュヒットスタートを切った。土日2日間の動員数は9900人、興収1643万500円。深夜アニメが映画館という人目に触れる場所で公開されることで女性客が動く傾向は『ラブライブ! The School Idol Movie』『ガールズ&パンツァー 劇場版』でも見られたものだ。

 公開2週目となる5日からは劇場来場者特典第2弾として、劇中のカットをふんだんに使用した“フィルムコマ風しおり”を数量限定でプレゼントする。1シートに4つのしおりがついて8種類のランダム配布。

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  • 劇場アニメ『同級生』(左)、『劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ〜逆襲のミルキィホームズ〜』(右) (C)中村明日美子/茜新社・アニプレックス (C)劇場版ミルキィホームズ製作委員会
  • 3月5日より来場者特典としてアニメ本編のカットを使用したポストカードを配布(C)中村明日美子/茜新社・アニプレックス
  • 3月5日より来場者特典第2弾は“フィルムコマ風しおり”(画像はシャーロック・シェリンフォードver)(C)劇場版ミルキィホームズ製作委員会

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