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樹木希林、20歳の映画監督を応援「才能を開いてもらいたい」

 女優の樹木希林(73)が3日、都内で行われた映画『人魚に会える日。』公開記念イベントに、同映画の仲村颯悟(りゅうご)監督(20)とともに出席し、トークを展開した。

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 2010年に映画『やぎの冒険』で映画監督最年少デビューを飾った仲村監督による5年ぶりとなる最新作。慶応義塾大学進学を機に上京した仲村監督が、「沖縄のことを伝えたい、もっと知ってほしい」という思いから製作されたもので、沖縄が抱える基地問題を盛り込んでいる。映画にはシンガーソングライターのCoccoや沖縄で活動するタレントらが出演しているが、スタッフは学生たちが務めた。

 今回のイベントは、樹木に仲村監督自ら出演をオファー。映画には出演していないが、樹木も「若い人に及ばずながら手を貸したい」という思いから快諾したという。

 映画を観た樹木は「出ている人が皆、新鮮なのね。ぎこちないながらに新鮮で触発されることがあった」といい、「私は、内地から沖縄を見ていて、皮膚感覚で沖縄を感じていないんですよ。私はすごい無知で恥じてはいるけど、相当の苦しみがあるんですね」と感想を述べた。

 樹木から「映画のできはどう?」と聞かれると、仲村監督は「大学生のスタッフだからこそ伝えられたこともあって、僕の中ではいい作品になった。伝えたいことを伝えられた」と胸を張った。それを聞いた樹木は「社会に出て行くと、自分の仕事をこんなに明確に自慢できることはないので、若くていいな」とうらやましがりつつも「いずれ壁にぶつかるでしょうけど、才能を開いてもらいたい」とエール。

 さらに、仲村監督は「これまで映像を撮りたい、役者さんを動かしてみたいと思ったから映画を撮っていたが、今回は違う。メッセージを伝えるための手段として映画を選んだ形。一人ひとりが儲かりたいではなく、伝えたいという思いで行動した」と振り返ると、樹木は「素敵なこと。長く業界にいるとボケちゃって、お金の計算ばかりしちゃう。いつまでも持ち続けてほしい」と呼びかけた。



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  • 20歳の仲村颯悟監督(右)にエールを送った樹木希林(C)ORICON NewS inc.
  • 映画『人魚に会える日。』公開記念イベントに出席した樹木希林 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『人魚に会える日。』公開記念イベントに出席した(左から)樹木希林、 仲村颯悟監督(C)ORICON NewS inc.
  • 映画『人魚に会える日。』公開記念イベントに出席した(左から)樹木希林、 仲村颯悟監督(C)ORICON NewS inc.

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