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船越英一郎、映画で初のホームレス役「新しいチャレンジ」

 俳優の船越英一郎が、映画『ヒーローマニア-生活-』(5月7日公開)に出演し、自身初のホームレス役を演じていることが11日、わかった。数々の犯人たちを崖に追い詰めてきた“2時間ドラマの帝王”が、同作では何に追いつめられてホームレスとなってしまったのか。独特な雰囲気を醸しだすビジュアルを披露し、「自分のキャリアの中でも多くはないタイプの役柄なので、僕自身も新しいチャレンジが出来るのではという高揚感と期待感があります」と意気込んでいる。

映画『ヒーローマニア-生活-』で自身初のホームレス役を演じる船越英一郎 (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会

映画『ヒーローマニア-生活-』で自身初のホームレス役を演じる船越英一郎 (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会

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 同作は、漫画家・福満しげゆき氏の代表作「生活【完全版】」を、『ソフトボーイ』、『花宵道中』の豊島圭介監督が実写映画化。主演を東出昌大が務めるほか、窪田正孝小松菜奈片岡鶴太郎らが出演する。

 サラリーマンをリストラされ、さっぱりうだつの上がらない中津(東出)は、コンビニでバイトするフリーター。ある時出会った、謎の身体能力を誇るニート土志田(窪田)、情報収集力抜群の女子高生カオリ(小松)、昼は定年間近のサラリーマン、夜は“若者殴り魔”の日下(片岡)と町を守る自警団を結成し、社会が裁ききれない小さな悪を天誅と称し、高いところから吊り下げて晒す行為を始める。

 船越が演じるのは、元サラリーマンのホームレス、宇野正役。「僕の役回りを聞いたところ「○○○○」って(笑)」と謎をふくませ、主演の東出について「ノーブルでイノセントな魅力と透明感を持っている稀有な男優さんですね。スケールの大きな俳優さんになっていくだろうと感じました」と印象を話している。

 石田雄治プロデューサーは「作品に重厚感を持たせるベテラン俳優の存在が(船越さん・片岡さん)が欲しい、それに加え、今回は一癖あるホームレスという難しい役柄なので、演技力が必要でした」と起用理由を説明し、「ご本人は『キック・アス』の大ファンでエッジの効いたアクション映画が日本にはなく、それを目指す本作出演に快諾いただきました」とコメントを寄せている。

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  • 映画『ヒーローマニア-生活-』で自身初のホームレス役を演じる船越英一郎 (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会
  • 独特な雰囲気を醸しだすビジュアルを披露 (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会
  • 映画『ヒーローマニア-生活-』で自身初のホームレス役を演じる船越英一郎 (C)福満しげゆき・講談社/映画「ヒーローマニア-生活-」製作委員会
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