お笑いコンビ・オリエンタルラジオが10日、都内で行われた『FOXムービー プレミアム短編映画祭』の授賞式で司会を務めた。昨年、フリーアナウンサーの田中みな実と破局した藤森慎吾は、観客と報道陣を前に「今は世の女性すべてが彼女候補」と、破局をネタにして笑わせた。

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　授賞式には、同映画祭の審査員を務め、昨年公開のももいろクローバーZ主演映画『幕が上がる』でメガホンをとった本広克行氏も出席。2年前に同映画祭での共演時に本広作品への参加を熱望していた藤森だが「何もなく2年が過ぎました…」とがっくり。本広氏を前にして「次は僕らで幕を上げてください」と再び直談判した。

　作品名と絡めたコメントに相方の中田敦彦も「うまいこと言いますね。藤森さんは最近、恋愛の方で幕を閉じましたけど…」と破局ネタを“投下”。藤森は「閉じたというか、閉鎖ですかね」とポツリと漏らしつつ「やめてください！」と苦笑いしていた。

　囲み取材では、狩野英孝が元レースクイーンでモデルの加藤紗里、歌手・川本真琴との“二股疑惑”騒動についても話が及び「素直に拍手したい」と藤森。チャラ男キャラのお株を奪われる形となったが「あれは英孝さんにしかできない」と“完敗宣言”をしていた。

　未来の映画監督、映像作家、クリエイターを発掘、応援する同映画祭。作家・脚本家の福井晴敏氏、映画監督の本広克行氏らが審査員を務め、俳優の谷原章介がプレゼンターとして出席。最優秀賞には、川島直人監督の『始まりの鐘をならせ』、審査員特別主演俳優賞には、『her memory』（菊池清嗣監督）に出演した田中えみ、『Proぽーず』（小宮山充監督）に出演した藤真美穂が選ばれた。

　谷原は、主演俳優賞を受賞した田中と藤真を「素晴らしい役者」と絶賛した上で「初心を忘れず、ひたむきに台本と役と向き合って共演者、監督、スタッフに誠実に一歩一歩、歩いていけば素晴らしい女優さんになれると思います」と先輩としてエールを送った。