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日本を縦断する“渡り蝶”アサギマダラの特集番組放送

 いま、全国各地でアサギマダラを観察する人々が増えているという。日本に広く分布する大きさ10センチほどの蝶のことだ。春から夏にかけて気温の上昇とともに日本列島を北上する。4〜5ヶ月といわれる寿命の中で、各地で卵を産みながら世代交代を重ね、秋には越冬のため再び南下。その移動距離は1羽1000キロを越える。そんなアサギマダラを1年にわたって追跡した番組『神秘の蝶アサギマダラ 2000キロを渡る旅』が、あす11日(前9:55〜10:50)にTBS系で放送される(RKKは異時ネット)。

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 アサギマダラが渡り鳥に似た不思議な習性をもつ“渡り蝶”であることがわかり始めたのはここ30年の話で、ハネに印をつける“マーキング”によってその行動範囲が明らかになってきた。その後、2000年には、台湾でマーキングされたアサギマダラが鹿児島で再捕獲され、日本と台湾の間での移動が確認された。現在ではお互いの研究者や愛好家たちが実地調査の報告をするなど、アサギマダラを通じた国際交流も広がっている。

 広い海を越えてこれほど長距離移動する蝶は世界でも他に例がない。アサギマダラはなぜこんなに長い旅をするのか? そして、広い海をどうやって渡っていくのか? 番組では、女優・栗山千明のナビゲートとナレーションで、蝶の訪れを待つ各地の人々を紹介していく。

 瀬戸内海に浮かぶ大分県姫島。人口2000人、観光と漁業が主産業のこの島には、年に2回、春と秋にアサギマダラが渡って来る。年間を通じてアサギマダラを観察する活動を行っている姫島小学校では、昨年3月、小学5年生の児童が裏山でアサギマダラの幼虫を発見。5月、幼虫はさなぎから羽化し、南から北上を目指す仲間たちとともに羽ばたいていった。

 20℃台前半の気温と好みの花の開花とともに全国各地を移動するアサギマダラ。その北限とされるのは北海道道南エリアだ。北海道では希少な蝶であるアサギマダラの飛来を初めて目にした時の感動が忘れられず、昨年6月、奥尻島の海岸で双眼鏡を持って1日中アサギマダラを待ち続ける成田英博さん(62)に密着。冷たい北風がまだ時折吹き抜ける奥尻島に果たしてアサギマダラは現れるのか?

 石川県白山市にある「白山ろく少年自然の家」で指導員として働く尾張勝也さん(54)は、アサギマダラの情報共有のメーリングリストでつながった鹿児島県喜界島在住の福島誠さん(73)と長年友好を図ってきた。尾張さんは福島さんが病気で倒れたことをきっかけに、アサギマダラ情報の空白地となってしまった喜界島に入ることを決意。全国各地から寒さを逃れて島にやってくるアサギマダラを、尾張さんは石川県からオートバイで追いながら九州へと走行する。石川県白山市から直線距離1000キロ、喜界島で再捕獲に奮闘する尾張さんを取材した。



関連写真

  • 2月11日、午前9時55分放送『日本縦断、海を越えて“旅をする蝶”アサギマダラ』ナビゲーター・ナレーターを務める女優・栗山千明(C)OBS
  • アサギマダラを観察している大分県姫島の子どもたち(C)OBS
  • こんな感じでマーキングしています(C)OBS
  • 2月11日、午前9時55分放送『日本縦断、海を越えて“旅をする蝶”アサギマダラ』(C)OBS
  • 2月11日、午前9時55分放送『日本縦断、海を越えて“旅をする蝶”アサギマダラ』(C)OBS
  • 2月11日、午前9時55分放送『日本縦断、海を越えて“旅をする蝶”アサギマダラ』(C)OBS
  • 2月11日、午前9時55分放送『日本縦断、海を越えて“旅をする蝶”アサギマダラ』(C)OBS
  • 2月11日、午前9時55分放送『日本縦断、海を越えて“旅をする蝶”アサギマダラ』日本でマーキングされ台湾で再捕獲された蝶(C)OBS
  • 2月11日、午前9時55分放送『日本縦断、海を越えて“旅をする蝶”アサギマダラ』ナビゲーター・ナレーターを務める女優・栗山千明(C)OBS

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