3月に結婚することを発表したアイドルマジシャンの小泉エリ（33）と元幕内・土佐豊の安治川親方（30）が8日、東京・墨田区の時津風部屋で結婚会見を開いた。晴れ着姿で登場した小泉は「お付き合いが長かったので、やっと堂々とできるなって思いました。私が相撲好きって言っていただけに（周りには）絶対言えない、迷惑かけるって思っていた」とこれまでの苦労を振り返り、結婚の決め手は「立ち合いのスピード。プライベートでも大変なことがあっても前に前に頑張って自分の実力以上を出そうとする部分」と幸せそうな笑顔を見せた。

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　スーツと晴れ着姿で登場した2人。安治川親方は表情を固くさせて緊張を感じさせながら「この度小泉エリさんと結婚することになりました」とあいさつし、小泉について「一緒にいるうちに好きになった。優しい。自分も現役中いろいろあったけれど変わらずいてくれて、そういうところに引かれた」と照れ笑い。「健康で2人とも長生きする家庭を築きたい」と話し、プロポーズの言葉は「シンプルに『結婚して下さい』」。3月上旬に婚姻届を提出し、結婚式は秋場所後を予定している。

　2009年始めに共通の知人の紹介と通じて番付表のやり取りをし、同年の名古屋場所のときに2人で初めて食事をした。安治川親方は膝のけがに苦しみ今年初場所限りで現役を引退し、時津風部屋で後進の指導にあたっている。

　安治川親方がネットのゲームをするため、デートを一時中断することもあったようで、安治川親方のプライベートを相撲に例えると「土俵際の逆転。真面目にメール返したと思ったらモンスターを倒していたり。ギャップのほうが大きい」。

　“乳輪占い”を得意としている小泉は、安治川親方の乳輪を「マンゴー型の優しさの典型。家族思いで、将来子どもができても良いパパになる」と占い。現在妊娠はしていないが、「親方と同じ顔の男の子が生まれたら、（力士になるのを）期待してしまう。親方のような我慢強いお相撲さんを育てていただきたい」と話していた。

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