俳優の松田龍平（32）、女優の前田敦子（24）が8日、都内で行われた映画『モヒカン故郷に帰る』ヒット祈願イベントに出席した。2人は恋人役で共演しており、前田は「（松田が）カップルじゃなくて夫婦になる役だから仲良くしようと言ってくれて。人見知りをしていたのですが、それから居やすくなりました。その一言がすごく大きかった」と感謝した。

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　前田の隣に立った松田は、自身が前田に言葉をかけたことを覚えておらず「全然覚えてない、恥ずかしいな」と照れ。しかし、「僕としては、前田さんと初めて会った気がしない。すごくやりやすかったです」と語ると、前田は「ありがとうございます」とうれしそうに笑顔を浮かべた。

　同作は、広島の瀬戸内海にたたずむ四島を舞台に、結婚報告に恋人と共に数年ぶりに戻った息子が、父や母、弟とともに繰り広げる悲喜こもごもあふれる愛情が詰まった家族の物語。帰郷するモヒカン頭の息子・田村永吉を松田、昔気質の父・治を柄本明（67）、母をもたいまさこ（63）が演じている。

　松田の弟役に起用された千葉雄大（26）は「実際、僕は長男なのでお兄さんはいない。今回お兄さんができて、本当うれしかった。撮影の合間にもごはん行ったり、遊んでくれてうれしかった」と回想すると、“お兄さん”松田は「映画の中でも、（千葉の）かわいさがところどころ出ちゃっている。かわいかったですね」と語った。

　イベントにはそのほか、柄本、もたい、沖田修一監督（38）も登壇した。3月26日に広島で先行上映され、4月9日に全国公開される。

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