人気アイドルグループ・乃木坂46の秋元真夏（22）が、14日に放送されるテレビ朝日系『アレ誰が作ってるの？　技ありギョーカイ神（じん）』（後1：55〜3：20※一部地域を除く）で、ロケリポーターに初挑戦したことがわかった。「最初は緊張でいっぱいいっぱいだったんですが、少しずつ落ち着いてきて、視聴者の方にお伝えすることを考えられるようになりました。自分の素直な疑問も聞くことができた」と意欲に火がつき、「機会をいただければ別のジャンルのリポートもしてみたい」と前向きな姿勢を見せた。

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　番組は、身近にあるモノの裏に隠されていた驚くべき神ワザの数々を紹介する知的好奇心あふれるバラエティー。秋元がロケに訪れたのは、横浜中華街にある中華料理店のおよそ8割が使っているという中華鍋を作る町工場。中華料理のシェフによると、その中華鍋は熱伝導率が高く、火力が大切な中華料理をおいしく作れるという。

　その秘密は中華鍋が作られる過程にあった。一つ一つが職人さんによる手作りで、1個を作るのに1時間以上かかる。

　「普通に中華鍋を買うとき、作っている工程とか、どういう思いが込められているというのは全然考えないと思うんですが、こういった過程を見ると、愛情を込められて1個1個時間をかけて作られているんだ、ということがわかりました。職人さんの思いが1個の鍋に詰まっているので、料理を作る側の思いも違ってくるのかなと思いました」と料理が大好きな秋元もその神ワザにびっくり。

　最後には「私はアイドルとしての活動もしているので、アイドル業界の、例えば握手会の裏側とかに潜入しても面白いんじゃないかな、と思いました。他のアイドルさんの握手会も気になるので、裏のスタッフさんの動き方とか、握手会までの準備とか、探ってみたいですね」と企画のアイデアまで出していた。

　番組の司会はフリーアナウンサーの羽鳥慎一、VTRのナレーションはタレント・声優の落合福嗣が担当。プレゼンターとして、秋元のほかに、小沢一敬（スピードワゴン）、河北麻友子、澤部佑（ハライチ）、トレンディエンジェルがロケを行い、子役の寺田心、岡江久美子、前園真聖が見届け人役としてスタジオ出演する。

　小沢は、「カラオケ」業界のギョーカイ神2人――新曲がカラオケとして出回るまでに、CDを聴いてすべての音源を譜面に書き起こす神と、カラオケのあらゆるバックコーラスを歌う神を取材。彼らの驚きの能力を大公開する。

　河北は、コンビニなどで売られているお茶やジュースのパッケージに描かれている野菜やフルーツのイラストを手がける「イラスト」業界のギョーカイ神に密着し、写真と見間違えるほど精緻なイラストが完成するまでの行程をVTRで紹介する。

　澤部は、的中率98％を誇る山岳の気象を専門に予報している予報士をプレゼン。日本の天気予報の的中率はおよそ86％。それでも世界ではトップクラスと言われている。それをさらに上回る確度の高さを誇る気象予報士とはどんな人なのか。元登山家でもある彼が山岳気象予報士として力を発揮するまでの苦難の道のりも再現ドラマで紹介する。

　トレンディエンジェル・斎藤司とたかしは、老舗のお店が長きにわたって使い続けるおろし金を作る町工場へ。おろし金といえば、100円ショップでも手に入るもの。ところが、そのおろし金は1枚なんと7000円。それでも半年待ちと注文が殺到している。それほどまでにおいしい大根おろしが作れるおろし金の真実に迫る。