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震災から5年、一杯のラーメンから始まる復興ストーリー

 「これが東北魂だ」と題して、被災地・東北の復興を応援する東北放送制作のシリーズ番組第5弾『これが東北魂だ 愛と希望のラーメン〜湯気の向こうの復興物語〜』があす31日(後4:00〜4:54)にTBS系で放送される。今回のテーマは日本の国民食と言えるラーメン。東日本大震災の発生から間もなく5年。大きな被害を受けた宮城県女川町と気仙沼市で被災したラーメン店の復活劇をサンドウィッチマンベッキー佐藤唯がレポートする。

 女川町は、被災地の中でもいち早く復興が進んでいる地域のひとつ。昨年12月には女川駅を中心とした新しい街ができあがり、“まちびらき”が行われた。このまちびらきに合わせて新店舗をオープンさせた老舗ラーメン店「金華楼」を取材。金華楼はもともと女川港の近くにあったが、津波によって一部の看板とわずかな食器を残しすべてが流されてしまった。しかし、震災から半年後には海から少し離れた高台にある住宅地で営業を再開、店の場所は変わったものの、地元の常連さんたちに支えられ繁盛していた。

 そんな中、敢えて新しい街に出店を決めたのは、店主・鈴木康仁さんの“海”へのこだわりがあった。新しい街からは女川湾が見渡せる。「この場所で店を再びオープンさせたい」という鈴木さんの熱い思いと共に、被災地における人員不足や資材不足といった“現実”からも目をそらさずにサンドウィッチマンとベッキーが伝えていく。

 気仙沼では、市民に長年親しまれてきた「かもめ食堂」を復活させた男の意気込みに迫る。「港に活気が戻らないと気仙沼じゃない!」と立ち上がったのは、知る人ぞ知るラーメン界の巨匠、東京・葛西「ちばき屋」の店主・千葉憲二さん。かもめ食堂は気仙沼の誰もが知るシンボルで、気仙沼出身の千葉さんが生まれて初めてラーメンを食べた店でもあった。水道も都市ガスも電気も無い状況で炊き出しを続けた全国各地のラーメン店の心意気と味、そして絆は、被災地にしっかりと根付き、花が咲いて、新たな種を飛ばす。

 番組では、炊き出しをする全国のラーメン屋さんの姿に勇気づけられた気仙沼出身の一人の男が、「ラーメンで感動させたい」と一念発起し、新たなラーメン店を開いた実話も紹介する。

 サンドウィッチマンの伊達みきおは「被災地には度々訪れていますけど、そのたびに復興って進んでいるんですよね。マイナスからの出発なのに、人間の力ってすごいなって思いますね。震災からまもなく5年。震災を伝える報道が少なくなってくる中でも被災地のことを気にしてくれている人はいると思うんです。だから、こうして僕らが番組で被災地の状況をお伝えすることで、『東北頑張ってるな。行ってみるか』って思うきっかけになってくれたらうれしいです」。

 富澤たけしは「宮城にはおいしいものがたくさんある。震災でそれがダメになっても、頑張ってまたおいしいものを復活させてくれる人がいる。番組を見たら、ぜひ現地に来てもらいたいです。一方で被災地では、いまだに仮設住宅で暮らしている人がいる。そのこと自体ほかの地域ではあまり知られていないんです。そういう状況も伝えていけたらと思います」と話している。

 同時ネットはTBS、HBC、TBC、SBS、CBC、MBS、RSK、RCC、RKB。



関連写真

  • 津波で店舗を流され、高台の住宅地に移動し営業を続ける宮城・女川町の老舗ラーメン店で舌鼓を打つサンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)(C)TBC
  • 津波後に発見された金華楼の「金」の看板を前に(左から)富澤たけし、伊達みきお、鈴木康仁さん(C)TBC
  • 女川駅を背に歩く(左から)鈴木康仁さん、伊達みきお、富澤たけし(C)TBC

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