2011年4月にスタートし、5周年を迎えるグリーの人気ソーシャルゲーム『聖戦ケルベロス』がアニメ化されることが25日、明らかになった。アニメ『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』が、中国では3月から中国最大級の配信会社「iQIYI(アイチーイー)」で先行配信開始、日本では4月からテレビ東京ほかで放送開始される。
この日、都内で製作委員会のメンバーやキャストが登壇する記者会見が開かれ、テレビ東京のアニメ局長・川崎由紀夫氏は、同アニメがアイチーイーとパートナーシップを組んでアニメ制作を行う最初の作品であることを説明。今後、中国でのアニメビジネス拡大に向けて意欲を示した。同席したグリーの取締役執行役員JapanGame事業統括の小竹讃久氏は「我々のIP(知的財産)が世界に広がることをうれしく思う」とコメントした。
中国版ゲームの開発や東南アジア地域での展開も予定されていることも発表され、アイチーイー共同副社長(ゲーム事業部担当責任者)のシュー・ウェイ・フォン氏と、同副社長(アニメベンチャーキャピタルビジネス部門担当責任者)のヤン・シャオ・シュエン氏は「このアニメの製作委員会の一員になれて光栄。日本のアニメは中国の人たちにも影響力があり、このようなチャンスを得られたことを感謝しています」とあいさつした。
また、東南アジアエリアに強いパイプを持つ配給会社「メディアリンク」のロビニア・チュウCEOは「日本アニメは漫画をアニメ化したものが多かったが、最近では『ポケットモンスター』や『妖怪ウォッチ』といったゲームのアニメ化で成功する作品が増えている。『聖戦ケルベロス』にも期待しています」と話していた。
アニメは、ゲームの剣と魔法が支配する世界観を共有しながらもオリジナルのキャラクターとストーリーを開発。アニメでは、各地に出没し大地を焼き、破壊をほしいままにしていた邪竜と恐れられる「ダガンゾート」を創造し、この邪竜に両親を殺された主人公が邪竜退治の旅に出て、道中の出会いや戦いを通して成長していくストーリーを描いていく。サブタイトルの「ファタリテ」はフランス語で「運命」という意味。
会見には主人公ヒイロ役の声優松岡禎丞、ヒロイン・サラート役のM・A・Oが出席。松岡は「ヒーローになれるように頑張ります。大剣を片手で持っている姿は、剣の修行に励んだ努力のたまもの。最後までどうなるか、1話ごとにかみ締めながら観ていただきたい」。M・A・Oは「サラートは不思議な少女。せりふの一つひとつに注目してほしい」とアピールしていた。
また、中国ナンバー1と言われるコスプレーヤーの黄靖翔(ホワン)がゲストとして招かれ、ヒイロのコスプレを披露。あまりの完成度の高さに松岡も「本物(アニメのキャラクター)よりかっこいい…」、M・A・Oも「本当に飛び出てきた!」とびっくり。黄は「キャラクターを研究して、衣装もメイクも何度も手直ししました。特徴的な目の形の再現にこだわりました。髪型(かつら)もワックスやスプレーを駆使して形を作りました」と話して、会場をなごませていた。
なお、監督は『ケロロ軍曹』をはじめ数多くのアニメ作品で監督や演出を務めた経験を持つ近藤信宏氏、シリーズ構成は『鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST』の大野木寛氏、キャラクターデザインは統月剛氏、アニメーション制作はブリッジ。オープニング曲はエリン役の声優として参加する内田真礼、エンディング曲は女優・声優の三森すずこが担当する。
この日、都内で製作委員会のメンバーやキャストが登壇する記者会見が開かれ、テレビ東京のアニメ局長・川崎由紀夫氏は、同アニメがアイチーイーとパートナーシップを組んでアニメ制作を行う最初の作品であることを説明。今後、中国でのアニメビジネス拡大に向けて意欲を示した。同席したグリーの取締役執行役員JapanGame事業統括の小竹讃久氏は「我々のIP(知的財産)が世界に広がることをうれしく思う」とコメントした。
中国版ゲームの開発や東南アジア地域での展開も予定されていることも発表され、アイチーイー共同副社長(ゲーム事業部担当責任者)のシュー・ウェイ・フォン氏と、同副社長(アニメベンチャーキャピタルビジネス部門担当責任者)のヤン・シャオ・シュエン氏は「このアニメの製作委員会の一員になれて光栄。日本のアニメは中国の人たちにも影響力があり、このようなチャンスを得られたことを感謝しています」とあいさつした。
また、東南アジアエリアに強いパイプを持つ配給会社「メディアリンク」のロビニア・チュウCEOは「日本アニメは漫画をアニメ化したものが多かったが、最近では『ポケットモンスター』や『妖怪ウォッチ』といったゲームのアニメ化で成功する作品が増えている。『聖戦ケルベロス』にも期待しています」と話していた。
アニメは、ゲームの剣と魔法が支配する世界観を共有しながらもオリジナルのキャラクターとストーリーを開発。アニメでは、各地に出没し大地を焼き、破壊をほしいままにしていた邪竜と恐れられる「ダガンゾート」を創造し、この邪竜に両親を殺された主人公が邪竜退治の旅に出て、道中の出会いや戦いを通して成長していくストーリーを描いていく。サブタイトルの「ファタリテ」はフランス語で「運命」という意味。
会見には主人公ヒイロ役の声優松岡禎丞、ヒロイン・サラート役のM・A・Oが出席。松岡は「ヒーローになれるように頑張ります。大剣を片手で持っている姿は、剣の修行に励んだ努力のたまもの。最後までどうなるか、1話ごとにかみ締めながら観ていただきたい」。M・A・Oは「サラートは不思議な少女。せりふの一つひとつに注目してほしい」とアピールしていた。
また、中国ナンバー1と言われるコスプレーヤーの黄靖翔(ホワン)がゲストとして招かれ、ヒイロのコスプレを披露。あまりの完成度の高さに松岡も「本物(アニメのキャラクター)よりかっこいい…」、M・A・Oも「本当に飛び出てきた!」とびっくり。黄は「キャラクターを研究して、衣装もメイクも何度も手直ししました。特徴的な目の形の再現にこだわりました。髪型(かつら)もワックスやスプレーを駆使して形を作りました」と話して、会場をなごませていた。
なお、監督は『ケロロ軍曹』をはじめ数多くのアニメ作品で監督や演出を務めた経験を持つ近藤信宏氏、シリーズ構成は『鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST』の大野木寛氏、キャラクターデザインは統月剛氏、アニメーション制作はブリッジ。オープニング曲はエリン役の声優として参加する内田真礼、エンディング曲は女優・声優の三森すずこが担当する。
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2016/01/25