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手塚治虫の未完作『ワンサくん』初ミュージカル化 8月上演

 “漫画の神様”手塚治虫氏の未完作品『ワンサくん』がミュージカル化されることが20日、わかった。もともとは三和銀行のマスコットとしてデザインされた「ワンサ」だが、その後、虫プロ商事から刊行された『てづかマガジンれお』創刊号より連載された。今年8月に東京・シアタートラムで上演される。

手塚治虫『ワンサくん』が初ミュージカル化決定 (C)Tezuka Productions

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 10円で売られ母親と離れ離れになったワンサが、脱走して野良犬となり、多くの野良犬仲間と出会うストーリー。未完だが、1973年に虫プロダクション制作でテレビアニメ化された。

 犬たちが歌い、踊るというミュージカル版は「せたがやこどもプロジェクト」の一環として制作される。脚本は、劇団『ブルドッキングヘッドロック』を旗揚げし、映画『桐島、部活やめるってよ』で『第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞』を受賞した喜安浩平氏が担当。演出はダンスカンパニー・コンドルズのメンバーの小林顕作氏が手がけ、コミカルな犬たちの生活を描く。

 主人公のワンサ役や個性豊かな仲間の犬役は、オーディションで決定する。「小学生〜中学1年生の元気で明るい男の子・女の子」が対象で、舞台経験は問わない。

■公式サイト
http://www.nelke.co.jp/stage/wansa_stage/

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  • もともとは三和銀行のマスコットとしてデザインされた「ワンサ」  (C)Tezuka Productions

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