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堀北真希、結婚をプラスに? バラエティ番組での立ち位置に変化

 昨年の8月に結婚を電撃発表し、夫で俳優の山本耕史による「40通ラブレター」とともに大きな話題を呼んだ堀北真希。山本が新婚生活をネタにするのに反し、堀北は黙して語らず、それまでの清純派女優のイメージもありプライベートはヴェールに包まれていた。しかしこの年末年始、堀北は数多くのバラエティ番組に出演し、「意外に(バラエティに)溶け込んでいる」「想像以上にはっちゃけてて好感が持てる」と評判で、その私生活も徐々に明らかになってきた。ここにきて“女優・堀北真希”の立ち位置に変化が見られる。

バラエティ番組でも活躍する堀北真希(C)ORICON NewS inc.

バラエティ番組でも活躍する堀北真希(C)ORICON NewS inc.

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◆ヴェールに包まれた私生活や新婚生活についても自ら言及

 この年末年始、堀北のバラエティ番組への出演ラッシュは、実際はドラマ『ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜』(日本テレビ系)の番宣であり、日本テレビ系の番組が中心だが、世間を驚かせたのは、年末年始の恒例特番『絶対に笑ってはいけない24時』に出演したことである。ダウンタウン松本人志に、「嫁の誕生日に『かわいい似顔絵描いてや〜』とオーダーした愛情たっぷりのバースデーケーキ注文したらしいな」と、ドラマの役柄通りに表情も変えずクールに突っ込んで見せ、「まさか堀北さんがこんなコントみたいなことやるなんて……」「面白かった!」などと大反響を呼んだのだ。

 また、『しゃべくり007』(日本テレビ系)では、「大きな声で喋る人が苦手だ」と告白し、MCのくりぃむしちゅー上田晋也が「じゃあ、今からMCを別の人に交代します」と反応すると、すかさず堀北も「お願いします」と返した。さらにネプチューン堀内健が、例のごとく一発ギャグを大声でかますと、冷めた表情でノーリアクション……と見事なノリツッコミまでこなしたのである。

 これらは、堀北のクールなキャラを活かしたネタであり、まだ堀北のイメージの延長線上にあるとも言える。しかし今月2日放送の『ヨロシクご検討ください』(日本テレビ系)では、「あまりにも幸せそうな人を見るとケッ! と思う」と“闇っぽい”発言をしてみたり、「お家の中のルールがあって、人に破られるとイラッとします」「掃除が好きだから(ひとりで)やらせてほしい」などと、新婚生活に関しても言及。これまでプライベートについてあまり語らなかった堀北だが、結婚を期に吹っ切れたのか、徐々にそのヴェールに包まれた一面を明かすようになった。

◆バラエティ番組出演での“とっつきにくさ”を払拭

 世間では、女優・堀北真希の意外な一面が垣間見れてよかったともっぱらの反応なのだが、そもそも堀北はどういう女優だったのか。「デビューからしばらくは、清純派というより地味な女子役が多かった。長澤まさみ宮崎あおい綾瀬はるかといった若手女優世代からは少し年下で、ポジション的にも少し下というところでした。『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)でブレイクしましたが、これも世間のイメージ通り。地味なぶん、演技力には定評がありましたが、20代半ばをすぎると女性からも“急にきれいになった”と人気が高まり、2012年のNHK朝の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』の主演で一気に知名度がアップ。もはや国民的女優といっても過言ではないです」(ドラマ制作会社スタッフ)

 今では同世代女優のなかでも、ワンランク抜けた女優として評価されている堀北。ここ一連のバラエティ出演で、これまでの“とっつきにくさ”も払拭し、視聴者との距離もぐんと近くなったようである。山本との突然の結婚に足を引っ張られることもなく、今回のバラエティでの発言からは、逆に“うまいこと山本とわたりあっている”印象も受け、イメージアップにさえ成功したと言えるかもしれない。

 そうなると、「当初は結婚がマイナスになるかと思われていただけに、今回の露出がプラスになったことは大きいです。今後もさらにキャスティングしにくい女優、つまりキャスティングしたい女優になっていくことでしょう」と前出のスタッフが言うように、今後は“主婦”層をターゲットにしたCMなど、仕事の幅も広がり、これまで以上の活躍が期待される。

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