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【年間音楽ソフト市場(1)】3年連続前年割れもアニメは好調

 オリコンは、2015年度の音楽ソフト(シングル、アルバム、音楽DVD、音楽Blu-ray Disc=以下BD)の売り上げをまとめた『年間マーケットレポート』を発表した。市場全体の総売上枚数は1億210.6万枚(同2.8%減)、総売上額は2866.9億円(前年比0.2%減)となり、3年連続で前年割れした。

 近年、主力メディアの切り替えが続いている音楽映像ソフトは、BDの売上拡大がDVDの減少を補ったが、CDを中心とするオーディオソフトは、売上額のシェアの半分以上を占めるアルバムの減少が響いた。

 盤種別に見ると、シングルは売上額604.4億円(同0.8%増)、売上枚数4451.8万枚(同0.9%増)と横ばい。今年度も「僕たちは戦わない」「ハロウィン・ナイト」などミリオンを連発したAKB48を中心に、乃木坂46らの躍進も市場をけん引した。

 アルバムは売上額1535.4億円(同1.5%減)、売上枚数4703.0万枚(同6.6%減)。1月にAKB48『ここがロドスだ、ここで跳べ!』、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE『PLANET SEVEN』、SEKAI NO OWARI『Tree』などが相次いでリリースされ、上半期は売上額が前年同期比1.5%増だったが、下半期まで持続できなかった。

 音楽DVDは年間売上額424.0億円(同7.5%減)、売上枚数681.8万枚(同8.0%減)となる一方、音楽BDは売上額303.2億円(同18.0%増)、売上枚数373.9万枚(同20.1%増)と、BDの前年比調査を開始した2010年から6年連続でアップ。年間売上額300億円突破は調査開始以来初となり、着実にBD市場が拡大している。

 ただし、の『ARASHI BLAST in Hawaii』のDVDとBDの売上は5.5:4.5だが、三代目 J Soul Brothers〜の『三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2015「BLUE PLANET」』は7.5:2.5と依然DVD優勢とアーティストによってもバラつきがあり、完全移行には至っていない。

■「アニメ・サントラ」前年比増にラブライブ!、アイマス貢献

 ジャンル別では、前年伸び悩んだ「J-POP」が回復の兆し。売上額2268.6億円(同2.5%増)、売上枚数7639.0万枚(同0.7%減)に踏みとどまった。Mr.Childrenが約2年半ぶり、サザンオールスターズが約9年ぶりのオリジナルアルバムを発売したほか、アルバム上位の特典付き形態の単価上昇が要因とみられる。

 金額、枚数ともに増加したのは「アニメ・サントラ他」。売上額は258.3億円(同8.9%増)、売上枚数1136.1万枚(同11.6%増)と唯一気を吐いた。なかでも『第66回NHK紅白歌合戦』に初出場したμ’sの『ラブライブ!』、『THE IDOLM@STER』の関連プロジェクトがけん引した。

※集計期間:2014年12月29日〜2015年12月27日



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