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中田英寿提案の「日本酒セラー」開発 250ヶ所以上の酒蔵訪問で得たアイディアを形に

 元サッカー日本代表の中田英寿氏が13日、東京・草月会館で行われた『日本酒セラー開発プロジェクト』記者発表会に登場した。全国250ヶ所以上の酒蔵に足を運び、世界各地で日本酒バーを開くなど、日本酒普及に尽力している中田氏は、他の酒と比べて管理が難しい日本酒を最適な状態で徹底管理できる「日本酒セラー」の必要性を感じていたそうで、日本酒造り、デザイン、モノづくりと、各分野のスペシャリストを見渡しながら「(今回のプロジェクトで)最高の製品をつくり、世界に伝えていくことが、日本の文化をいい状態できちんと伝えていくことだと思います」と意気込んだ。

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 今回のプロジェクトは、製造業求人サイト「e仕事」が中田氏と立ち上げた日本文化再発見プロジェクト「モノづくりニッポン e仕事×ReVALUE NIPPON」プロジェクト第3弾として行われるもの。日研トータルソーシングの清水浩二氏は、今回、日本酒セラーを開発することで「日本酒の最適な熟成保存ができるようになれば、日本酒を世界にもっと広められる」と中田氏の企画に賛同を表明した。

 発表会では、静岡県の磯自慢酒造社長・寺岡洋司氏と、高木酒造15代目の高木顕統氏がここ30年ほどで高級な日本酒が市場に出回るようになり、海外でもブームが起こりつつある一方で、美味しい日本酒ほど温度や湿度の管理が難しく、どうしても流通の過程や保存の段階で劣化してしまうため、本来の魅力を発揮することができていないという実情を解説。その違いを確かめるため、壇上で「常温保存」「適温保存」の同じ銘柄の日本酒飲み比べが行われた。中田氏は「常温保存」を口にしたとたん「まずいっ!」と即座に反応。日本酒セラーのデザインを手掛ける「nendo」代表の佐藤オオキ氏と顔を見合わせながら、「適温保存」の大切さをかみしめていた。

 デザインに関して中田氏は「世界で受け入れられる、だけど日本を感じさせるデザイン」とリクエストしたそうで、佐藤氏は「難しかったです…」としつつも、「単に工業製品を売ろう、お酒を売ろう、というだけでなく、文化として発信することを考えました」と、早速デザイン案を披露。寝かせて収納するワインセラーと違い、3段に日本酒の瓶を立てて収納するデザインとなっており、寺岡氏からは「寝かせるのは保存方法として良くないので、立てるデザインは良いと思う」とお墨付きをもらったが、中田氏は「世界に発信するなら、ワインセラーとしての機能もあったほうがいい」と提案するなど、クリエイティブな発想に溢れた発表会となった。

 なお、プロジェクト始動にあたって、新製品の開発を体験し、世界に向けてPRするソーシャルインターンを募集。また、発足に合わせて、1月13日(水)〜15(金)の3日間、日本酒の温度管理がいかに重要か、実際にテイスティングすることで知ってもらう「日本酒ラボ」を草月会館にオープンする。

YouTube公式チャンネル「オリコン芸能ニュース」



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  • 『日本酒セラー開発プロジェクト』記者発表会に登場した元サッカー日本代表の中田英寿氏
  • 「常温保存」「適温保存」の日本酒を飲み比べる中田英寿氏
  • 「常温保存」「適温保存」の日本酒を飲み比べる中田英寿氏と佐藤オオキ氏
  • (左から)高木酒造15代目・高木顕統氏、磯自慢社長・寺岡洋司氏、「nendo」代表・佐藤オオキ氏、中田英寿氏、日研トータルソーシング・清水浩二氏

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