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2016年に“ハタチ”を迎えるテレビ番組 『スマスマ』『水どう』『午後のロードショー』も

 きょう11日は成人の日。若い世代のテレビ離れ、というよりテレビ受像機そのものが家にないという人も増えている中、2016年に20周年を迎える主なテレビ番組をピックアップしてみた。

■Eテレの子ども向け番組

 今年、ハタチになる人たちと共に生まれ、20年の歳月の流れの中で子どもたちの成長と同期するがごとく続いてきたのがNHK・Eテレの『いないいないばあっ!』(1996年4月〜/月〜金 前8:25〜8:40)。正月2日には『20周年スペシャル』も放送された(ちなみにきょう11日、午前9時10分から再放送あり)。番組開始当初からキャラクターのワンワンと共に出演する“おねえさん”は、現在6代目のゆきちゃん(大角ゆき)が務めている。同じくEテレで、昨年10月より『新・ざわざわ森のがんこちゃん』(毎週金曜 前9:00〜9:10)として放送中のがんこちゃんも96年4月に始まり、長きにわたって子どもたちに愛されてきた。

■『ズムサタ』『メレンゲ』『笑ってコラえて!』『コナン』

 日本テレビ系では、朝の情報番組である『ズームイン!!サタデー』(96年4月〜/毎週土曜 前5:30〜8:00)が『ズームイン!!朝!』→『ズームイン!!SUPER』→『ZIP!』の週末版として放送が続いている。トーク番組『メレンゲの気持ち』(96年4月〜/毎週土曜 正午〜後1:30)は、久本雅美が番組開始当初から出演中。所ジョージ司会のバラエティー『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(毎週水曜 後7:56〜8:54)も1996年7月から続く長寿番組となっている。

 よみうりテレビ・日本テレビ系、青山剛昌氏原作のアニメ『名探偵コナン』(毎週土曜 後6:00〜6:30)は今月20周年を迎え、9日にテレビシリーズ放送20周年記念1時間スペシャル『コナンと海老蔵 歌舞伎十八番ミステリー(前編)』が放送された。同後編は16日(後5:30〜6:30)に放送される。

■『ワイド!スクランブル』が20年目

 テレビ朝日系では、昼のワイドショー『ワイド!スクランブル』が96年4月より放送中。初代キャスターは、演歌歌手の水前寺清子と元NHKの中村克洋アナウンサーが務めていた。現在は、元NHK職員(記者、キャスター)で高知県知事も務めた橋本大二郎が同局の大下容子アナウンサー、小木逸平アナウンサーと司会を担当している(月〜金 前10:30〜後1:45※正午〜後0:30は『徹子の部屋』)。

■『ブランチ』『世界遺産』

 TBSと一部系列局で毎週土曜に放送されている『王様のブランチ』(毎週土曜 前9:30〜後2:00)も1996年4月スタート。初代司会は寺脇康文田中律子が務めていた。2007年1月に寺脇から現在の谷原章介にバトンタッチ。女性司会者は田中の後、さとう珠緒(98年4月〜03年3月)、優香(03年4月〜12年3月)、本仮屋ユイカ(12年4月〜15年10月)がバトンをつなぎ、現在は新川優愛が出演中。

 TBS系ドキュメンタリー番組『世界遺産』も1996年4月に緒形直人のナレーションで日曜深夜にスタート。以来、放送時間や番組名の変遷はありながらも、最新技術を駆使して地球上のあらゆる場所の世界遺産を撮影、放送してきた。現在は、日曜夕方(後6:00〜6:30)に放送中。ナレーターの藤原竜也は7代目となる。堤慶太プロデューサーは「まさに“継続は力なり”です。これからも未来の世代に向けて、世界遺産を最高の映像で記録し、映像遺産として残していきたい」と放送20年目にして高いモチベーションを語っていた。

■『SMAP×SMAP』『めちゃイケ』

 フジテレビ系では、関西テレビとの共同制作によるSMAP出演のバラエティー『SMAP×SMAP』が96年4月に、ナインティナインが司会を務めるバラエティー『めちゃ×2イケてるッ!』は96年10月にそれぞれ放送開始。

■映画番組『午後のロードショー』も20年!

 テレビ東京の『午後のロードショー』(月〜金 後1:35〜3:35)も96年4月から続く映画番組。洋画を中心に、劇場で公開された作品だけではなく、海外のTVムービー(テレビ放送用に製作された映画)や、日本未公開作品も積極的に取り上げてきましたため、他では見られない個性的なラインナップが、テレビで気軽に映画を楽しみたい視聴者だけでなく、コアな映画ファンにも好評を博している。昼過ぎのテレビを見る人口が少ない時間帯ながら、2014年度は2011年度に比べて年間平均視聴率が1%以上も高くなったことで話題になった。

 番組プロデューサーの編成局映画部・夏目健太郎氏は「他の局が行わなかった“昼間、テレビで映画を―”というメッセージを、その前身番組の頃からずっと変わらず続けてきたことにあると思います。そういった歴史の中で、視聴者の期待に応えるメニューを提供しつつ、新たな提案が行なえる環境が育ったこと。提供する側と見る側の間に信頼関係が生まれ、言葉ではなくても、少し会話ができるようになったからではないでしょうか」と、20年の歩みを分析。

 「視聴者の期待に応えつつ週5作品を提供し続けることは、想像よりはずっと大変です。ただハタチが新たなスタートであるように、午後のロードショーもまた新たなチャレンジをしつつ、皆さんに愛される番組作りを継続していきます。この番組が好きだって声は本当に力になっています。ただただ続けていきますので、どうか応援して下さい!」とコメントを寄せた。

■『水曜どうでしょう』も誕生から20年目

 上記のレギュラー番組とは一線を画するが、北海道テレビ放送(HTB)のローカルバラエティー『水曜どうでしょう』も96 年10月のスタートから20年になる。ローカル番組としては異例の大ヒットとなり、02年9月にレギュラー放送が終了した後も、新作の放送、DVDの発売、また各地で再編集版『水曜どうでしょうClassic』と再放送版『どうでしょうリターンズ』が放送され、今もなお、全国に根強いファンがいるというのも特筆すべきかと。

 終わったコンテンツ=オワコン、といわれて久しいテレビ界。もっとも激変したこの20年を生き抜いた番組はそれだけで称賛に値する。来る4月、その後の10月の改編を乗り越え、無事20周年を迎えて、さらにその先の未来をつないでいくことができるのか。気にしておきたい番組たちである。



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