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国民的美少女グランプリ・高橋ひかる、街でまだ声をかけられない

 『第14回全日本国民的美少女コンテスト』でグランプリを受賞した14歳・高橋ひかるの女優デビュー作は、テレビドラマ界の巨匠・石橋冠監督による『人生の約束』。初めての撮影現場で感じて、触れて、成長したこととは? あふれ出る女優業への想いを初々しく語ってくれた。2015年を振り返りながら、新たな年に向けての意気込みも語る。

「やっと自然に笑えるようになった」という高橋ひかるがいよいよ女優デビュー(写真:逢坂 聡)

「やっと自然に笑えるようになった」という高橋ひかるがいよいよ女優デビュー(写真:逢坂 聡)

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◆自分に自分でノリツッコミを入れるタイプ(笑)

――女優デビュー作となった『人生の約束』では、ベテラン俳優に囲まれてヒロイン・瞳役を演じました。オファーを受けたときはどんな気持ちでした?
【高橋】 オファーをいただいたのは昨年の1月くらいで、コンテストでグランプリをいただいてから数ヶ月しか経っていない時期だったんです。本当にすごくうれしかったんですけど、ドラマ界の巨匠といわれる石橋冠監督の初の映画で、キャストもすごく豪華な方々だったので、自分に務まるかなっていう不安が大きかったです。

――瞳は両親を亡くし、父親の親友だった中原(竹野内)と交流を深めていくという、少し陰のある役どころ。どんな気持ちで演じましたか?
【高橋】 瞳は、言いたいことがあっても言えないというか、気持ちをうまく伝えられない子なんです。そんなところは自分にすごく似ているなと思って、共感しました。

――監督は“昭和のヒロイン像”のような役だとおっしゃっていましたね。
【高橋】 そこは普段の私と全然違いました(笑)。私は明るくて、自分に自分でノリツッコミを入れるようなタイプなので……。

――初めての映画で学んだこと、発見したことってどんなことですか?
【高橋】 周りの方々の演技を見て、どうやって感情を入れるのか、どう演じればいいのか、すごくたくさん勉強させていただきました。とくに同じシーンが多かった竹野内さんは、アフレコのときに声だけを聞いていても感情が伝わってきて、すごいなって。それと、“早口”っていう自分の悪いクセも見つかりました。監督からよくゆっくり話すように言われて、“間”を取ることで感情を入れることの大切さを教えていただきました。

◆一匹狼的なキャラクターに憧れる

――次はこんな役をやってみたい、という欲も出てきたり?
【高橋】 もっといろいろな役をやってみたいって思いました。今回は落ち着いた役だったので、次はクールな役とか。学園ものだったら、一匹狼的なキャラクターを演じてみたいです。そういうひとに小さい頃から憧れているので(笑)。

――学園ものだと、少女漫画原作のラブストーリーも多いと思いますが、興味ありますか?
【高橋】 興味ありますね! どちらかというと漫画は恋愛ものよりカッコいい系を読むことが多くて、『黒子のバスケ』や『ハヤテのごとく!』みたいな作品が好きなんですけど、等身大の恋愛ものもいいなって思います。

――コンテストで優勝してから約1年半。CM、映画と順調に活躍していますが、自分のなかで変わったことってありますか?
【高橋】 インタビューとか、ひとと話すことに慣れてきました。コンテスト受賞当時は、緊張しすぎて自分でも何を言っているのかわからなかったので……(笑)。お母さんからは「表情がよくなった」って言われます。もともと写真を撮られるのが苦手だったので、このお仕事を始めたときはガッチガチだったんですけど、最近は自然に笑えるようになってきました。

――CMにもたくさん出ているので、街で声をかけられるようになったり?
【高橋】 それはまだないです(笑)。でも、映画の撮影中、ロケ地の富山で地元の方に声をかけていただいたんです。「“代々木ゼミナール”(のCM)の高橋ひかりじゃない?」って言われて、すごくうれしかったです。でも“ひかり”じゃなくて“ひかる”なんですけどね(笑)。

◆だんだん優しくなってきた気がする(笑)

――惜しい(笑)。プライベートでは、どんなふうに過ごしていますか?
【高橋】 ドラマを観たり、ゲームをしたり、好きなアーティストの動画を観たりするのが楽しいです。ドラマは勉強と趣味を兼ねて観ています。最近は、『掟上今日子の備忘録』(日本テレビ系)『5→9 〜私に恋したお坊さん〜』(フジテレビ系)とか、韓国ドラマとか。アーティストはK-POPのBIGBANGさん、防弾少年団さん、B1A4さんとか好きです。私もダンスをやっているので、振りを完コピしたり(笑)。ゲームは戦闘系が好きですね。スカッとするし、カッコいいので。

――何かとカッコいいものが好きなんですね。内面的には“こんな人になりたい”っていう女性像はあるんですか?
【高橋】 心が広い女性になりたいです。私、小学校の頃は短気で、すぐ怒っていたんですよ。でも、最近は仕事で小さい子と接することが多くなって、だんだん優しくなってきた気がします(笑)。憧れの女性は、ずっと前から剛力彩芽さん。笑顔が素敵で、トークが知的で、ダンスも歌もできて、いろいろな役もこなせてカッコいいです!

――今、何かがんばりたいことや始めたいことは?
【高橋】 勉強をがんばりたいです。学校の勉強で好きなのは、数学と社会。とくに歴史が好きで、戦国武将のビジュアルブックとかも読んでいます(笑)。これから力を入れたいのは語学ですね。K-POPが好きで韓国語の勉強を始めたら、すごく楽しくて。これからは英語や中国語など、もっといろいろな国の言葉を覚えたいです。
(文:加藤 恵)

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