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樹木希林「死は悪いことではない」 宝島社広告で死生観伝える

 女優の樹木希林(72)が、宝島社の2016年企業広告「死ぬ時ぐらい好きにさせてよ」のモデルを務めたことが5日、わかった。広告のテーマは、平均寿命が世界一となり、「いかに長く生きるか」ばかりが注目される日本において、「いかに死ぬか」という死生観の尊重。樹木は「死は特別なものとして捉えられているが、死というのは悪いことではない。そういったことを伝えていくのもひとつの役目なのかなと思いました」と出演理由を語った。

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 同社は、これまでも多くの人々の記憶に残る企業広告を制作し、数多くの賞を受賞。樹木も過去作品を目にしたことがあったようで、「かなり記憶に残っています。それはすごいことだと思い、お受けしようと思いました」とオファーを快諾した。

 広告のビジュアルは、英国の画家ジョン・エヴァレット・ミレイの名作「オフィーリア」がモチーフに、現代的、日本的エッセンスをプラス。樹木は、シェイクスピアの四大悲劇『ハムレット』で、小川で死を迎えるオフィーリアを演じている。

 樹木は死について、「一般の世の中の人は、死というものを特別なものとして、そういうものを見ないように避けて通るんだなぁと思います。親しい人の死が身近に見られない今の世の中は、ちょっと不幸な時代になったのかなと。損しているなと思いますね」と持論を展開。

 広告の意図についても「死ぬということは悪いことではない。当たり前のこと。『生きているのも日常、死んでいくのも日常』。私はちゃんと見せていきたい。そういう事を伝えるのも、死んでいく者のひとつの役目(仕事)かなぁと思いやらせてもらうことにしました」と自分なりの言葉で説明した。

 同広告は5日の朝日・読売・毎日3紙朝刊と日刊ゲンダイに掲載される



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  • 樹木希林が出演する宝島社企業広告「死ぬ時ぐらい好きにさせてよ」
  • 1998年 宝島社企業広告「おじいちゃんにも、セックスを。」
  • 2003年 宝島社企業広告「生年月日を捨てましょう。」
  • 2006年 宝島社企業広告「団塊は、資源です。」
  • 2009年 宝島社企業広告「女性だけ、新しい種へ。」
  • 2010年 宝島社企業広告「日本の犬と、アメリカの犬は、会話できるのか。」
  • 2010年 宝島社企業広告「日本の犬と、アメリカの犬は、会話できるのか。」(英語)
  • 2011年 宝島社企業広告「いい国つくろう、何度でも。」
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  • 2012年 宝島社企業広告「ヒトは、本を読まねばサルである。」
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