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ジャニーズWEST重岡、阿部サダヲの息子役で映画出演

 人気グループ・ジャニーズWEST重岡大毅が、映画『殿、利息でござる!』(来年5月14日公開)に出演していることが24日、わかった。阿部サダヲ演じる主人公・穀田屋十三郎の息子・音右衛門役。メガホンをとる中村義洋監督によると「重岡くんが演じたのは、嫌〜なヤツです。でも重岡くん本人はいじられ上手の、本当にいいヤツで、こんなんであの嫌なヤツを演じられるのかなと不安になりましたが、カメラが回ると、実に、ものすご〜く、嫌なヤツになるんです」と演技力を絶賛している。

ジャニーズWESTの重岡大毅が映画『殿、利息でござる!』に出演 (C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会

ジャニーズWESTの重岡大毅が映画『殿、利息でござる!』に出演 (C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会

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 今から250年ほど前の江戸中期、仙台藩吉岡宿。年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、ついに地域を立て直した住人たちがいた―。実在した穀田屋十三郎(こくだや・じゅうざぶろう)ら庶民9人が、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」を立て、奔走する。

 造り酒屋を営むかたわら、宿場町の行く末を心から憂える主人公・穀田屋十三郎を阿部、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治(すがわらや・とくへいじ)を瑛太、十三郎の弟で、吉岡宿一の大店・造り酒屋の浅野屋の主・浅野屋甚内(あさのや・じんない)を妻夫木聡が演じる。

 重岡が演じる音右衛門は、幼い頃に母を亡くし、父と妹との3人暮らしの中、家業の造り酒屋を支えてきたしっかり者。家のことよりも宿場町を救いたいと私財を投げ打つ父に、激しく反発している。作品に参加した喜びを語った重岡は「音右衛門を精一杯、たくさんの人に支えられながら演じました。この作品は現代人が、忘れているかもしれない、大事な心を思い出させてくれる、すてきな作品だと思います」とコメントを寄せている。

 中村監督は「これは重岡くんファンも重岡くんを嫌いになるに違いないな、と思いましたが」と心配しつつ、「そんな嫌なヤツも変わるわけで…そこに一縷(いちる)の望みをかけて、『嫌なヤツ・重岡くん』を観てもらえればうれしいな、と思います」と呼びかけている。

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