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綾瀬はるか、主演ドラマ『わたしを離さないで』原作者と4時間超えの対談

 女優の綾瀬はるかがこのほど渡英し、主演する1月15日スタートのTBS系ドラマ『わたしを離さないで』(毎週金曜 後10:00※初回は15分拡大)の原作者カズオ・イシグロ氏との対談に臨んだ。

 「この作品を、この役を、より深いレベルで理解したい」という綾瀬の熱意を、プロデューサーがイシグロ氏に伝えたところ、「ぜひロンドンへいらっしゃい。会って話をしましょう」という返事が。イシグロ氏と綾瀬は日本で一度顔を合わせており、その後イシグロ氏は綾瀬の出演作品を見るなどして彼女により興味を持ったという。

 急きょロンドンへ飛んだ綾瀬は「イシグロ先生に聞きたいことがたくさんある」と、原作小説の成り立ちやキャラクターの作り方などを次々と質問。イシグロ氏もその想いに応え、熱いトークが繰り広げられた。綾瀬が演じる恭子(原作ではキャシー)のキャラクターについては「現実の人物に近いんじゃないかな」と具体例を挙げて説明。もっとも書きたかったことは「人生は短いということ。すべての人は死を迎える。その短い人生の中で避けられない死に直面したときに何が重要なのか、そういうテーマについて書きたいと思った」と話した。

 すでにドラマの脚本に目を通していたイシグロ氏は「森下(佳子)さんが原作の中から新しい部分を探し出して、まるで、そこにあった開けていなかった新しいドアを開けて、何かを探してくれているようだ。それぞれの役に、役者さんが自分の解釈を加えて新しいものにしていく、というプロセスが映像作品の面白さ」と今回のドラマ化に大きな期待を寄せていた。

 対談は予定時間を大幅に超え4時間にも及び、綾瀬は「充実したお話ができて、来てよかったです。『自分が思うようにやってください』とイシグロ先生がおっしゃってくださったので、自分が思う恭子という役を素直に演じられたらと思います」と感謝。初めて訪れたロンドンの印象を「街並みや公園もとても落ち着いていて、すごく好きな街です。また来たいと思いました」とうれしそうに語っていた。

 綾瀬とイシグロ氏の対談は来年1月8日発売の月刊『文藝春秋』2月号に掲載。ドラマのメイキング番組内でも放送される。

 同ドラマは、イシグロ氏の小説を原作に、舞台を日本に置き換え、綾瀬、三浦春馬、水川あさみらの出演で映像化。世間から隔離された施設・陽光学苑で「良質な」教育を与えられ育てられてきた子どもたちはある日、生まれながらにある使命を与えられた「特別な子ども」であると教えられ、自分たちの「本当の運命」を知らされる。生まれてきた意味・生きる意味を問いかける物語。



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