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埼玉ディス漫画、予約殺到で異例の初版20万部 マツコ番組で話題に

 1978年にスタートし、掲載誌の移行や中断期間を含めながら現在も連載中の長寿漫画『パタリロ』(現在は白泉社『MELODY』に掲載)。その作家である魔夜峰央氏が80年代に発表した作品『翔んで埼玉』が、“埼玉県をディスりすぎている漫画”として話題となり、復刻が決定、さらに予約殺到で発売前に大増刷することがわかった。作者の魔夜氏も「なぜ今なんだろう。不思議でならない。時はなんの反応も無かったのに」と驚きつつ、「うれしい交通事故みたいですね。こんなの初めてです」と突然の盛り上がりに喜んでいる。

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 同作は、埼玉を卑下するような“ディス”な言葉が作品中にちりばめられた刺激的なギャグ漫画。発売当時はそれほど話題にはならなかったが、今年11月にマツコ・デラックス村上信五関ジャニ∞)がMCを務める日本テレビ系バラエティー『月曜から夜ふかし』(毎週月曜 後11:59)で取り上げられ、SNSを中心に一気にトレンドになった。

 現在は絶版となっていたため、宝島社が復刻に名乗りを上げ、当初は発行部数2万5000部で発売を予定。しかし、予想を上回る予約が殺到し、出版不況の現在では異例の規模の20万部まで増刷された。

 オリジナル版の出版から30年が経った現在に同作が受け入れられたことについて、魔夜氏は「最近はみんな自虐的だし、そうゆうのが好きなんだね。時代が変わって、受け入れられるようになったんですかね」とコメント。執筆当時は埼玉の所沢に住んでいたため「同じ目線だったから書けたけど、もう引っ越したから描けないな。描いたらイジメでしょ。あんなひどいこと良く描けたな〜」と振り返りつつ、「でも、県民が優しいですね。笑って許せる県民性。でもよく描いたよな〜。埼玉の方たち、本当にすみません」と謝罪した。

 なお、作中に埼玉よりも茨城のことをひどく言っているシーンがあるが「当時、今の奥さんとお付き合いしていたんだけど、茨城出身だったので、身内感覚で描いてみたんです。そしたら親戚から怒られちゃって。埼玉の人はなんにもおこらなかったのになぁ」と、埼玉県民の心の広さを感じたようだ。

 現在は横浜在住の魔夜氏に、埼玉に引っ越したらまた描けるか尋ねると「もう引っ越さないかな〜。横浜おしゃれですもん」と埼玉を軽くディスりつつ、「でも、所沢はとてもいいところでしたよ。住んでるときに大好きだったから描けたんだろうね」と埼玉への愛情も語っている。



関連写真

  • 『月曜から夜ふかし』でとりあげられブレイクした『翔んで埼玉』(魔夜峰央/宝島社)
  • 『翔んで埼玉』(魔夜峰央/宝島社)
  • 『翔んで埼玉』(魔夜峰央/宝島社)

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